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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

保育園に入れない~後悔しない保活をするために

子育て

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保育園に入れるか入れないかという問題は両親ともに働いている家庭にとっては大変な問題でしょう。先日,以下のようなエントリーがあって大変盛り上がっておりました。

 

anond.hatelabo.jp

 

私は横浜市に住んでおり,幸いなことに兄弟とも保育園に預けることに成功しましたが,それはたまたま新規で開園した園が近くにあったことと,兄弟で同じ保育園に通うということでポイントがかなりプラスされたことによります。

 

私の周囲では,兄弟がいない0歳児,1歳児の家庭はほとんど認可保育園に入ることができていません。事前に「兄弟がいない人は認可保育園に入ることは難しいです」と役所に言われてしまいます。そのため,次に横浜保育室,小規模保育園を探すわけですが,小規模保育園も自治体が割り振りを決めるわけで,認可保育園に入れなかった時点でほぼ入れないわけです。

 

そういう意味ではid:Pikkyさんが住んでいる自治体と他の自治体は大差がないでしょう。

ちなみにそのとき窓口で担当したおっさんから「みんな認可を申込む前に認可外の保育園をおさえているよ」と言われたらしいです。確かにその通りかもしれませんが、それを役所の人間がしたり顔で言うなよ。役所のおっさんの対応自体は優しく丁寧だったそうです。 

  

papappato.hatenablog.com

 

保育園に落ちた人は「日本死ね!」というよりも「私はどうすればいいんですか」「私は仕事を辞めなくてはいけないんです」と役所の窓口で泣き崩れる人もいました。そうですよね,確かにもうどうしようもないです。育休の延長もなかなか難しいというのが現実でもあります。かと言って自治体が全く努力をしていないというわけではありません。

 

横浜市では横浜保育室を作るべく,マンションの一室などを利用しようとしています。また,マンションのオーナーなどに協力を呼び掛けて,何とか保育園ができないものかと考えています。これは認可保育園に関する説明会でも言っておりました。

 

gerge0725.hatenablog.com

 

 しかし,保育園を作るのは実際には難しくなっております。その理由は場所と保育士不足でしょう。私の子どもが通っている認可保育園は新しい場所なわけですが,入園式の時に園長先生が「周囲の理解があって新しく園を開園することができました」と涙ながらに語っていました。周囲の理解を得ると言うのは思った以上に難しいのです。それは斗比主さんの記事にも書かれています。

 

騒音だという考えに同感できると回答している人の割合がもっとも多いのは40~49歳の女性でした。もっとも少ないのは60~79歳の男性です。イメージと大きく異なるのではないでしょうか。

 

topisyu.hatenablog.com

 

それで実際に保育園に入れない人は仕事を辞めるか,一時保育などを利用するか,無認可保育園に行くか,横浜保育室に行くかという話になるのですが,仕事を辞めるのは最悪の選択肢として,一時保育というのは無認可保育園,横浜保育室に預けるのと違って,翌年の保育利用申請の際にプラスポイントがつかないんですよね。さらにそもそも一時保育をする余裕があるなら,もっと園児の定員を増やせよとなるわけで,現実的にはほとんどの園で実施されていません。ホームページには書かれているのですが…。

 

無認可保育園というのはお金が高いです。それでも送迎付きの所もあって最初からそちたに預けてしまう人もいました。まあ幼稚園みたいなものですね。お金に余裕がある人はそれで良いのかもしれませんが,なかなかそうはいかないですよね。

 

そこで横浜市であれば狙い目は横浜保育室です。これは横浜保育室それぞれが入園児を決めることができるので,行かせたい横浜保育室にとにかく入れたいという意思を伝えることが重要です。今年の4月入園の人で順番が70番だった人が入園できたという話を聞きました。その人はとにかく積極的にその行きたい横浜保育室に働きかけたようです。

 

もちろんそれが決定的となって入園が決まったかどうかは分からないのですが,そこに少しでも希望があるならやってみる価値はあるかなと思います。ただ横浜保育室の場合,0~2歳までなので,その先また保育園を探さないといけないのですが,横浜保育室を卒園した人にはポイントもつきますし,認可保育園に入りやすくはなるでしょう。私の長男が行っていた横浜保育室の卒園生は全員認可保育園に入れました。

 

ただ先ほどの人が70番であったように,横浜保育室ですらもほとんど入れない状況ではあります。横浜市が何の努力もしていないわけではありませんが,かなり厳しい状況であるのは間違いありません。

 

昨年4月の横浜市長の記者会見でもその厳しい状況が伺えます。少し長いですが引用します。

記者:

実際にこれまで横浜市としても保育士の人材の確保であるとか、様々な施策をうってきている部分があると思うのですが、今後何かこの結果を踏まえて新たに施策を打ち出されるような考えが市長にありますか。もしくはこれまでの中期計画でうたっているように、そのままの延長線上で行くのか、そのあたりは何かありますか。

市長:
新しい年度(平成28年度)に向けて、新しい認可保育所も増やして対処してまいりますが、何と言っても保育士さんの確保がますます難しくなってきました。あとは待遇についても国は改善に努めていただいていますし、さらに私ども基礎自治体と国との連携・協力が非常に必要で、現場の声をまたお届けしてやっていきたいと思っています。保育士さんの処遇改善、それから確保と研修、そういうことをしっかりとやっていきたいと思います。それと、例えば鶴見区などの北部方面も、(入所)希望者が増えてきています。そういう地域格差が、北部の方は特にニーズが強くなってきていまして、例えば大規模マンションが建つと、主にご入居数が200戸以上ですと、保育所を(マンション敷地内に)お作りいただきたいとお願いをしています。しかし、どうしても認可保育所ですと、そのマンションに居住なさる方が優先というわけにいかないということで、そこで(御協力がいただけず)施設を作れないという状況も出てきています。そういうこともこれから検討していかなくてはいけないと思っています。確かに国の認可保育所ですから、そういうように公平にしなくてはいけないということなのですが、マンションをお建てになる側としては、居住していただくことが優先ですし、大規模施設として(保育所があり、入居者が希望すれば入所できることが)そこのご購入の魅力にもつながっていくのでしょうし、いろいろそういうところが見えてきましたので、そのあたりも検証していきたいと思います。

記者:

用地確保に関しては、市長としては、必要な地域への用地確保というのはどのようにしていったらいいと考えていますか。

市長:
市が政策としてずっと取り組んできた、民間の(土地や建物の)所有者の方と事業者様をおつなぎして保育所整備を進めていただくというような形です。 

記者:

横浜方式として、国のモデルにもなって、待機児童数がこのように毎年注目されるわけですが、今回8人ということで、非常に少ない数ではありましたが、ゼロではありませんでした。千葉や川崎など待機児童ゼロを達成する他の自治体も増えてきましたが、横浜市は、ある意味、待機児童施策の先導だと思うのですが、他の市あるいは国、そういったところに、横浜でいろいろな課題が出てきていることを伝えるとか、このノウハウを他の自治体へ提供するといったことはやっているのでしょうか。

市長:
すでにやらせていただいていまして、厚生労働省とはかなり密にお話合いをしていますし、こういうノウハウについても情報をお互いにオープンにしています。お問合せは大変多いですし、引き続き情報を提供していきます。それから大変良かった例として、川崎市と市境のところでの(保育施設)建設の問題について、お互いの認定保育室を相互に使っていくということも出てきていますので、私は横浜方式が行き詰ったとかそういうことではないと思っています。ただ、この事業は継続的に厳しい状態が続くというか、当然ながら働きたいと思われる方が増えているし、また働かねばならない方も増えているということです。ですから、まだまだこれから社会進出していきたいという女性達のためにきっちりとやらなければいけない(という)ことで、ずっとこの状態(待機児童ゼロという状態)を続けるというのは、決して楽にできることだとは思っていません。私自身、民間で長く経営をしてまいりましたが、常にこういう事業というのは困難を伴いながらやるわけで、その中でまた知恵が生まれると思うし、そこで携わる人も、苦しいですが磨かれていくのだと思いますから、すごく前向きな気持ち、何よりも保護者の方とお子さんが、きちんとした待遇とか環境を得られるようにやるのが私たちの責任だと思います。

記者:

今回、0歳児から2歳児を対象とした小規模保育のところに入ったお子さんが多いのですが、今後、そこを出た時に、その受け皿をどうするのかという、お考えがありましたら教えてください。

事務局:
現在、国(の制度)では5年間の猶予措置がありますので、横浜市もその5年間の猶予措置をとっています。一つは保育所の方に連携施設になって(3歳児以降の)受け皿となっていただくところが一番ストレートに考えやすいのですが、横浜市としては、必ずしも3歳以上の受け入れ枠が、保育士、保育所では確保しきれないと考えています。幼稚園での預かり保育を横浜市としてはかなり充実して行っていますので、幼稚園の方々にもご協力をいただいて、3歳児以降の、進級先を確保していきたいと考えています。

横浜市 市長定例記者会見(平成27年4月30日)

 

ということで頑張ってはいるわけですが,周囲の状況と自分自身の体験をふまえると厳しい状況ですが,行政に頼るのではなく,自分たちで積極的に動いていかないと認可保育園に入ることは難しいですね。あと意外と盲点なのは0歳児として預かることができる月齢があるということです。6カ月となっていると12月生まれだと0歳児として保育園に預けることができません。こういうことも考えていくと結構大変です。

 

我が家の保育園は何となりましたが,皆さんも住んでいる自治体の制度をよく研究して,後悔のない保育園選びをしましょう。特に新設園は狙い目なので,常にアンテナを張って情報を得る必要がありますね。

 

 

 

保育園に入りたい! 2016年版(日経BPムック) (日経BPムック 日経DUALの本)

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はじめての保育園: 保活から園生活まですべてがわかる

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