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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

成長には「修羅場」が必要という人たち

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普段は「仕事は結果だ」と言っているのに,「あいつは修羅場を経験していないからダメだ」という人がいるんですよね。まあ,私は言われたことがあるわけですが,そもそも私が修羅場を経験していないとなぜ言えるんでしょうね。また,あなたの修羅場が私の修羅場ではないし,その逆もありうるということになぜ思いがいたらないんだろう。そういうことがとても不思議なんですね。

 

 一皮むけた経験として、2番目に多かった回答は[10]「悲惨な経験」(13.6%)でした。文字どおりの「修羅場経験」であり、セコム飯田最高顧問の言葉を借りれば、「泥水を飲むような経験」です。飯田氏は、セコム創業4年目、33歳のときに、社員が、2カ月に6,7回の盗みを働くということが起きました。お客様にお詫びをしますが、続けざまに起こる不祥事に、心は萎えてしまいました。しかし、飯田氏は、自分の驕りを認め、全社員と会って人間関係を築くことを始め、人間理解を深めていきました。当時、社長であったため、この修羅場から逃げるわけにはいきません。現実を直視し、再発防止のため、考えに考え抜いて、全社員と会うということを行ないました。

富士ゼロックス小林会長も、会社が危機に陥ったときに現実を直視しました。特許切れとともに競合が相次いでコピー機市場に参入してきたのです。小林氏はなるべく多くの課題を抽出・分析し、全員の力を分散しないように、打つ手を1つに絞り、会社を復活させました。

伊藤忠商事丹羽社長は、入社12年目のときに、大豆取引で大きな穴をあけそうになりました。大豆の相場は暴落して、伊藤忠の税引後利益並の損失を抱えました。しかし、周りの罵倒と冷たい視線を受けながら、それでも相場が反転する可能性を最後まで諦めませんでした。相場は反転し、丹羽氏は「真っ正直に生きること」を悟りました。修羅場経験は天から降ってきた貴重な成長を促がす経験ととらえることもできるでしょう。

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研究レポート 修羅場がリーダーを育てる〜「一皮むけた経験」調査からの示唆〜|トレーニング・アセスメント開発研究のリクルートマネジメントソリューションズ 組織行動研究所

 

こうした経験則に基づく成長神話が「修羅場が必要」という意見を作って行くのでしょう。そもそもこれ,修羅場になったのが問題なんですよね。その問題は問わないのかと思ってしまうんです。そうは言ってもこの「修羅場が必要」という意見。結構多いんですよね。他にもこんなのがありました。

 

ポータブル・スキルを短期間で高めるには、“修羅場”を経験することが最も効果的です。うまくいっていない新規事業や不祥事の後始末など、同僚が逃げ腰になるような「修羅場案件」に積極的に取り組めば、ポータブル・スキルを構成する「対他人力」「対自分力」「対課題力」の3つをバランスよく飛躍的に伸ばすことができます。誰もやりたがらないような修羅場案件には、専門知識以上に、何が起きているのか全体を俯瞰する力が求められます。問題に対して、どういう順序でアクションを起こしていくのか、分析力・計画力・実行力が不可欠です。さらに、トラぶっている現場では、関係者との「調整力」「コミュニケーション力」「ネゴシエーション力」がなければ、トラブルは片付きません。

 毎日げんなりするような出来事が次々と起きる中、自分のモチベーションを維持しなければならないことに加えて、タイムマネジメント力も磨かなければ、掛け持ちしている現行の仕事がおろそかになり、結果的に何も成果を上げることができなくなります。修羅場案件は、短期間にポータブル・スキルを無理やり伸ばす「超ストレッチ案件」なのです。

誰もやりがたらない「修羅場案件」が成長を速める (2ページ目):日経ビジネスオンライン

 

私自身はこうした案件手掛けたことがありますが,こんな能力が伸びるのか疑問です。また以下の意見。

 

修羅場を経験したことのない人はその人の仕事のし方、仕事に取り組む時の姿勢をみればすぐわかります。
ちょっとでも難しい、面倒な仕事が回ってくると、「私にはできません」と言ったり、すぐ誰かにふろうとしたり、一人で十分対応できる仕事なのに誰かのサポートを求めたり、、、要するに、自分で悩み、考えることを放棄し、とにかく楽をする方向性ばかりを求めるのです。
それに、言い訳が多いですね。

ビジネスピープル共和国:修羅場経験があるかどうかは仕事のし方をみればわかる

 

楽をすることって悪いことなのでしょうか。「楽をする」ために考えることが必要なのであって,ただ「楽をしている」のは仕事をしていないと一緒ですよね。仕事をするうえで「楽をする」というのは考えて効率化すると言うことだと思うのですが。

 

こうした「修羅場が必要」という考え方そのものがやがてはブラック企業を育て,過労死を増やす遠因になっていくのだろうなと思います。それにしても「修羅場 仕事 必要」とグーグル先生に聞いてみると,たくさんのページがヒットしますね。みんな本当に修羅場好きだし,自分は修羅場を潜ってきたと思っているし,それを部下にもさせたいと思っているのがよく分かりません。でも,それって本当に修羅場だったのですか?それで本当に成長したのですか?そんな疑問を抱いたのでした。

 

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