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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

営業で大切なのは売ることをやめること

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営業をすることになったというわけではないのだが,仕事をしていく以上,営業に関する知識は必要だし,本は読んでおこうと思って手に取った一冊が以下の本だった。

 

営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する

営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する

 

 

私自身は営業という職種には向いていないと思うのだけれど,実際にやってみたら違うのかもしれない。私の周囲には人見知りで引きこもりの自分を変えたいと営業の世界に飛び込んだ人がいるが,結局,精神を病んでしまい今は無職になってしまった。そういう話を聞いていると自分が営業ができるとは思わない。

 

gerge0725.hatenablog.com

 

ただ上記の本では営業は「人間力」だとし,人を不快にさせない真面目な人間は営業に向いているとしている。それが真実かどうか,今は分からない。ただタイトルにも付けた営業では「売るな」ということが重要だという所はとても面白かった。

 

「小笠原さん,多分あなたは,空気清浄機は空気をクリーンにするものだと信じていますね」

「もちろんです」

「ということは,あなたは今まで,汚い空気をきれいにします,と営業していたのではないでしょうか」

「・・・」

「お客様はどう感じたでしょう?自分の事務所やお店の中が汚いといわれているようなものですよね」

(省略)

「例えば,一生懸命努力してやっと手に入れた事務所。社員も増え,充実した会社経営をしている社長に,空気清浄機を事務所に置きませんか,といきなり提案した場合,『なにを突然ワケの分からないことを』となります。『うちの事務所は定期的に窓を開けているし,掃除もまめにしている。空気なんか汚れちゃいない』となるわけです」

(省略)

「僕は傲慢で嫌なヤツだったのでは…。もしくは,その社長を否定してたのですね」

「そうです。誰しもが嫌うタイプの人だったのです。その上,モノまで売りつけようと…」

(省略)

「営業は,商品を利用して下さった人が喜び,そして幸せになっていただくことが第一の使命です。

 私たちは,お客様からいただく,『ありがとう』ということばだけが最高の報酬なのです。

 もう一度,小笠原さんに伝えます。営業はお客様の問題を一緒に解決するよき理解者であり相談者でなければいけないということを」

(47‐49頁) 

 

確かに自分自身を振り返ってみて,塾に行かないとダメというのは塾に行かないと受からない学力だと言っているものなんだよね。これは営業という職種に限らず,あらゆるところで必要になってくると思う。果たして私は相手のことを考えてアドバイスをしているだろうか。自分のために,自分の意見を言いたいがためにアドバイスをしているだけではないか。そんなことを思わせる一冊でした。

 

「ありがとう」が一番の報酬か…。そういう気持ちでありたいとは思うけど,なかなか自分には難しいことだな。この本の中に「人間は笑うから幸せなのだ。幸せだから笑うのではない」というウイリアム・ジェイムスの言葉が紹介されていたけど,自分も笑顔で仕事することで,幸せでありたいなと思う。まあ相変わらず先行きは不透明であるが…。

 

それで以下の本も面白かったので,もし興味がある方はどうぞ。

 

人見知り社員がNo.1営業になれた 私の方法

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