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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

横浜市内で起きた殺人事件

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同じ横浜市内で大変痛ましい事件が起こってしまいました。母親が2歳の子どもを殺すという事件です。

発表によると、塚本容疑者は28日午後8時頃から29日午前7時頃の間、自宅で長男の航平ちゃん(2)の首を絞めて殺害した疑い。調べに対し、塚本容疑者は「(航平ちゃんが)言うことを聞かなくなり、育児で悩んでいた」などと供述しているという。

2歳長男の首絞め殺害容疑、34歳母親を逮捕 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 

育児で悩んでいたのか,誰にも相談できなかったのか,こんな痛ましい事件が起きないですむ方法はなかったのだろうかと頭の中をグルグルと回ってしまいました。この事件は母親が自首していますので,恒常的な虐待が行われていたのではなく,突発的に子どもを殺してしまったのだと思います。

 

こういう事件が起きると以下のような反応がたくさん出てきます。

▶判決は死刑でもいいと思う。

▶馬鹿な母親。殺すくらいなら施設に預けた方がよっぽどマシ。何で殺さなあかんねん。旦那は居なかったのかな?

▶どんな理由があったのか知らんが、未来のある子供を殺していい理由などない。

▶母親が息子を殺すか。よっぽどのことがあったのかはわからないが、やったことは許されることではない。

▶こんな鬼畜女は極刑でいい。

▶虐待にしろ、ノイローゼにしろ、子度を殺すような奴は死刑でもいい。

▶絶対に許されない。精神鑑定とかして刑事責任無しとかで不起訴という結果だけはやめろよ?

▶どういう理由か知らんが、子供を殺すなど許されることではない。

▶酷いことを・・・自分だけ死ねばいいのに。子供は母親がいなくても何とか育つ。巻き添えにするなよ。

 塚本涼子を逮捕、塚本航平君殺害-横浜市港北区綱島西で殺人事件 | 日刊時事ニュース

 

こういう反応,私も子供がいない時は思いました。もちろんこのような事件を犯した母親が許されるべきではありませんが,「母親が悪い」で終わってしまうとこうした事件は今後も続いてしまうのではないかと思います。私も子供を持ってからはこんな思いがありました。

 

gerge0725.hatenablog.com

 

こんな時にどうすればいいのかと相談すると以下のようなアドバイスがあるわけですが,これができれば苦労しないんですね。

ママにおすすめのストレス発散方法4つ

(1)娘さんと距離を置く

“距離”というと大げさかもしれませんが、たとえば怒鳴ってしまいそうになったときにお子さんのいる部屋から出て、トイレやお風呂など一人になれる場所に移動して、冷静になる時間を作る方法です。一人になったら思い切り深呼吸を!

(2)思い切り泣く

“怒り”の感情を“泣く”ことで浄化させる方法です。なりふり構わず感情的になって思い切り泣いてスッキリするのもおすすめです。

(3)一時預かり所などに預けて自分の時間を作ってみる

時には一時的に預かってもらえる施設に預けてみるのもおすすめです。

学生時代や出産前に一人で行っていたお気に入りのカフェなど自宅から離れて自分の時間を過ごしてみるのもリフレッシュになると思います。

(4)自分の趣味・楽しみに没頭してみる

一人で映画、一人で豪華なランチ、気の置けないお友だちとおしゃべりなど、子どもと離れたシチュエーションに没頭してみるのもおすすめ。

 虐待しそうでコワい! 子育てに悩みがちなママのストレス発散方法4つ | パピマミ

 

なぜこうしたことができないのか。それは預ける先がないからです。一時保育も順番待ち。また真面目な人であればある程,「働いていないのに子供をあずけていいのか」「他の人はできているのに自分だけできないのはなぜ」など自分を追い詰めてしまいます。もはやこうした問題は一家族ましてや一個人では抱えきれないものなのです。

 

以前,NHKの番組を見ていたら以下のような話が出ていました。

ある調査によれば、「子育てで孤立を感じる」というニッポンの母親は7割。また、出産を機に“うつ”を発症する「産後うつ」は、一般的なうつの5倍以上。なぜ産後のママたちは、孤独や不安を感じやすいのか。実は、科学的な理由があることがわかってきました。


鍵を握るのは、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」です。胎児を育む働きを持つエストロゲンは、妊娠から出産にかけて分泌量が増えますが、出産を境に急減します。すると母親の脳では神経細胞の働き方が変化し、不安や孤独を感じやすくなるのです。
なぜそんな一見迷惑な仕組みが体に備わっているのか?その根本原因とも考えられているのが、人類が進化の過程で確立した、「みんなで協力して子育てする」=「共同養育」という独自の子育てスタイルです。人間の母親たちは、今なお本能的に「仲間と共同養育したい」という欲求を感じながら、核家族化が進む現代環境でそれがかなわない。その大きな溝が、いわゆる“ママ友”とつながりたい欲求や、育児中の強い不安・孤独感を生み出していると考えられています。

NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~

 

そうなんですね,やはり子育てはみんなで協力してやるものです。「辛い時は声をあげなさい」と言ってもまじめな人ほど声をあげません。育児で辛そうな人には積極的に声をかけていく。そういう繋がりやそういう場所を作っていくことが必要だと思いますし,私たちもそういう場所で助けられました。

 

私たちの子供はこれから大きくなっていき,育児が辛かったという記憶は良い思い出として残ってしまうのかもしれません。良い思い出になるのは良いのですが,育児の大変さに対して「そうだね,大変だね」と言えるように,声を掛けられるようにはしていたいものです。それにしても悲しい出来事でした。

 

 

誰か助けて 止まらない児童虐待

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児童虐待―現場からの提言 (岩波新書)

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