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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

「産後クライシス」と危機管理

子育て 結婚・夫婦生活

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産後クライシスという言葉がよく出るようになった昨今,このブログでも何回か記事を書いてきました。

 

子どもができて夫婦関係はどう変わるか? - いつか朝日が昇るまで

「割り勘」みたいに育児はできない - いつか朝日が昇るまで

 

産後クライシスに関しては定期的に雑誌やテレビでも特集がされており,最近では以下の記事はありまして,興味深く読ませていただきました。

 


なぜ日本では「産後離婚」が多いのか? | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

「産後クライシス」は「危機」な訳ですから,①危機を起こさないようにすること,②起こった危機にどうコントロールするかの2点を考える必要があると思います。

 

産後クライシスが起きないようにする

「産後クライシス」が起きないようにするためには,産前に子供が生まれたときにどう対応するか考えておく必要があるということでしょう。子供がいない時は夫婦個々で対応できたものが,子供ができると個々で対応するなんてことができなくなります。

 

例えば,子供がいない場合,ご飯がなければそれぞれ勝手に食べることも可能ですが,子供がいたらそうはいきません。誰かが準備をしなければいけません。お風呂は誰かが子供をいれなければなりません。そうした個々で対応できたものが夫婦で協力しないとできなくなるという認識が必要でしょう。その分担をどうしていくかを夫婦で話し合っておく必要があります。

 

つまり産後クライシスに関しては事前にある程度予測できる部分があって,その部分に関しては「危機」になる前にコントロールすることが可能です。子供ができる前は何となく処理されてきたものを夫婦で話し合って解決する仕組みづくりをしていくことで,「危機」そのものがかなり減ります。

 

起こった危機をコントロールする

事前にある程度シュミレーションし,危機が起こらないような体制を取っていたとしても危機は必ず起こります。例えば子供が寝ない子であった場合,事前に予測することはできません。また夫婦のどちらか一方が体調を崩す,子供が体調を崩して保育園に行くことができないなんてこともあるわけです。

 

そうした時への対応によっては夫婦の危機にまでなってしまうことがありますし,現に私の周りでもそれによって離婚した人もいます。だから危機が起こった時にどのようにコントロールするのかがとても重要なのです。

 

その際に重要なのはコントロールする仕組みを作っておくことです。これも事前に作ることが可能で,そこで話し合って解決していく必要があるでしょうし,危機に柔軟に対応できるように働き方も考えておく(子供が病気になった時にどう仕事を休むかなど)ことも大切でしょう。以下の記事はまさにそれについて書いています。

 

育児中の男性が職場を味方につけるために必要なこと - いつか朝日が昇るまで

 

それで以下のような記述があったのですが,私はこの意見は違っていると思っていて,危機をどうコントロールするかの方法が確立できていないだけだと思うんですよね。それでその理由は以下のような認識ではなく,産後1か月の過ごし方で大きく変わっているのではないかと思うんです。産後1か月を里帰り出産してそれに夫が全く関わらないと,危機をコントロールする意識や能力に差がついてしまうのだと思うのです。

 

母親にとって子どもは自分の身体から生まれているので、一心同体というか、とにかく「子どもありき」という考え方になると思うのです。

一方、男は自分がお腹を痛めて産んだわけではないので、子どもが生まれるというのは「新たな外的要因が増えた」という感覚なんだと思うのです。極端に言うと「ただひとり増える」というような。男は誰でもそう、というわけではないですけれど。

だから、男は子どもが生まれても変わりづらく、時間もおカネも、自分のために使い続けてしまうのでしょうね。これに対して母親は子どもと「一心同体」なので、子どもが生まれると自然に「変わらなきゃいけない」と思えるんじゃないでしょうか。無意識にそう思っているといいますか。

なぜ日本では「産後離婚」が多いのか? | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

さいごに

危機というのはもちろん起こらないようにしていくのが大切なのですが,それが起こったとしてもそれをコントロールできている状態であれば問題ありません。だから怖いのは産後クライシスなのではなく,産後クライシスがコントロールできない状態になった場合なんですね。だから危機が起こった時にどのようにコントロールするかの仕組み作りがとても大切だと思うのですがどうでしょうか。

 

 

  

(009)産後クライシス (ポプラ新書)

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