いつか朝日が昇るまで

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しぶしぶ認めた親の責任~みのさん降板で

みのもんたさんが番組を降板したようで,前言を撤回し,親の責任を認めたのだとか。これに対してカメラの前だけだという反論やこれまでの行いも含めて批判しているものもあります。

 

みの会見「責任は父である私にあります」 - 芸能ニュース : nikkansports.com

 

 

みのさんへの批判

 

「バカヤロー」はいわゆるぶらさがり取材ではなく、記者会見での“公式発言”だけに重い。言外に「お前のためにこんなことになったんだぞ」と、親の責任より最後まで次男に責任転嫁する自己保身と取られても仕方ない響きがある。「親として立ち直ってくれることを信じている」とでもいえば、まだ救いがあったのではないか。

 みのは2005年から始まった『朝ズバッ!』では、歯にきぬ着せぬ物言いで世の中を切ってきた。テレビ界の風雲児でもあり庶民派の代表ともいえる存在だった。正義の味方を気取って、時には「責任者出てこい!」「頭を下げて済むもんじゃない!」と当事者を追い詰めた。やり玉に上げられ、世の批判を必要以上に浴びた人も少なくないのではないか。

 逆に、その人たちからすれば「こんな人に叩かれたのか」と、いまいましい思いだろう。会見では、辞めなければ収まらないのが「日本の風潮」と言ったが、その風潮を作った一人がみの自身ではなかったのか。 

 

【甘口辛口】辞めなければ収まらない「日本の風潮」は、みの自身が作ったのでは - MSN産経ニュース

 

みの本人の行いは置いとくとして,改めて親と子供の関係を考える必要があると思います。

 

 なぜ親の責任か

サイモンズ式分類という分類法で親の影響を示しているものもあります。

■親がどんな態度をとるかで、子どもの性格は変わる

 

サイモンズ式分類は、子どもの性格と親の態度にどんな関連性があるのかを調べて、そこに一定の法則を見いだし、分類したものです。このサイモンズ式分類によると、親の育児態度には主に4つのタイプ(支配型、服従型、保護型、拒否型)があるとされています。また、さらにこれらのタイプを組み合わせたタイプとして、支配×保護の「過保護型」、保護×服従の「甘やかし型」、拒否×服従の「無視型」、支配×拒否の「残忍・残酷型」の4つに分類したのがサイモンズ式分類です。

 

 

この親のタイプ別に、子どもがどんな性格になりやすいのかも、サイモンズ式分類では明らかにしています。

 

子どもの性格は、親の態度で決まるって本当? 「サイモンズ式分類」 | 「マイナビウーマン」

 

まあただこれもどこまで事実として正しいのかよく分かりません。あくまでも傾向ですから。それに子供は自ら学んでいくものでは?また成長していくことで人格が形成されていくというのもあると思うのです。

 

30歳を超えても親の責任?

それで未成年ならまだしも30歳を越えてなお親の責任が問われるべきなのかどうか,これが争点です。

 

私の知り合いで子供がアルコール中毒になってしまい,それで入退院のくり返している子供がいますが,他の子供は普通に育っています。たとえその素行に対して親の責任があったとしても,もう30歳を越えたら放っておくしかないのかもしれません。実際に医師からは「いつも助けてもらえると思うから甘えているんです。死んだと思って一人暮らしさせなさい」と言われたようです。

 

このようなやり方は親として無責任なのでしょうか?もしかしたらその子供が犯罪を犯すかもしれません。その時は「放っておいた親が悪い」となるのかな。

 

同様のやり方をニートの息子に対してした方がいるようで,ネットで話題になりました。

 

今すぐニートを放り出し自立させることを提案します

   「ニートの親はなんで子供を家から追い出さないのでしょうか?」。こんな質問が2011年2月14日に出た。投稿した53歳の父親は25歳でニート歴2年の息子に対し、「先日、手切れ金10万円を渡して家から追い出した」と告白した。親子の縁も切るという。息子の自立をずっと見守ってきたが、インターネット、テレビゲームばかりやっていてハローワークに行くこともしなかった。

   今思えば、2年間息子に使ったお金は無駄で、本人のやる気を無くす結果になった、と反省。そして

「自分の子供がニートである親御さんがおりましたら、今すぐ外に放り出し自立させることを提案します。いつまでも手を差し伸べるから甘えるわけで、赤ん坊でもない良い大人にはもうそんな事は必要ないのです。むしろ、甘やかす親がいるからいけないわけで、本来健康な体があればなんとか生きていけるものです」

とし、家を追い出された息子はニートの時よりも幸せになっているはずだ、と結んだ。

   ネットではこの父親の主張に対し賛否両論が出ている。

「ニートに育てたのは父親のあなたでしょう」

   元・長崎大学環境科学部教授で若者自立支援長崎ネットワ-ク代表の浜民夫さんによると、ニートを抱えた親は、子供の顔を見る度に「働け」「家から出て行け」などと言う人が多い。ニートは怠け者と思われがちだが実際は違っていて、親のそんな小言を聞く度に「ニートになりたくてなっているんじゃない」と心の中でいっている。仕事を探そうとは思う。でも、その一歩が踏み出せず悩んでいる、のだという。

   投稿にある25歳の息子は23歳までは働くか学校に行っていた。ニート生活に入った原因は、会社で人間関係が作れなかったり、就職活動に失敗したりしたことが影響したからではないか、と浜さんは見る。

   今、就職氷河期で正社員になるのは厳しい。しかも、就職活動に失敗すると大きなダメージを受ける。そのダメージに加え、正社員になりたいが求人は少ないという事実が家に引きこもらせてしまう。父親が手切れ金を渡し息子を追い出してしまうことについては、

「ニートに育てたのは父親のあなたでしょう、と言いたい。追い出すのではなく、親としての責任を持って子供が自立できるようにサポートする。決して怠けているのではないということの理解から始めるべきです」

 

と強調する。

 

やはり反論もあるようですね。これってどうなのでしょう?親として何をすべきなのでしょう?たとえ親の育て方が悪かったとしても,今さらやり直すことはできません。子供にとって最善のやり方を考えるしかないと思います。

 

子供に対してどうすればいいかは人によって違うと思います。私の弟は大学の先生とうまくいかず留年し,なんとか大学は卒業しましたが,定職にはつかず,「医者になる」と言っておりました。勉強もそれなりにしていたようです…。

 

周りは好い加減にしてほしいと思ったようですが,最後に本人を突き動かしたのは祖母の死でした。祖母が死んだことで何か思ったのでしょう。職に就く決心をして,今でも同じ職場で働いています(今7年ぐらい経ちました)。

 

もっと早く働かせた方がよかったという人もいますし,あの時のタイミングが良かったという人もいます。重要なのは「本人が自ら判断したということ」。この例では放っておいたのが良かったということなのかもしれません。

 

最後に

親の影響が子供にないとは言いません。しかし,犯罪などに手を染めるきっかけは親の責任ではありません。ニートも同様でしょう。ただ親の対応によって,その後,問題が解決しり,悪化したりするというのはあるでしょう。しかし,そのやり方が良かったか悪かったかは結局結果論のような気がします。そしてそこに責任の所在を求めるのも間違いではないでしょうか?

 

みのもんたさんの息子の人格形成に親の責任にあったのは事実でしょうが,その後,犯罪を起こしたのは息子なのですから,そこまで親の責任ということにはならないでしょう。そう思うのですがどうでしょうか?

 

 

ひきこもりはなぜ「治る」のか?: 精神分析的アプローチ (ちくま文庫)

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