いつか朝日が昇るまで

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もはや「3人っ子政策」「4人っ子政策」しかない~未婚社会に備える

未婚社会というのが到来するとNHKで報道され,若者の結婚に対する意識が紹介されています。このままだと将来,独り暮らしの高齢者が増加するとか。結婚に関する意識については以前,以下の記事で言及したので,未婚社会の何が問題なのか,どうすればいいのかのみ考えたいと思います。

子持ち優遇は少子化の敵か? - 研究者はつらいよ~研究者の子育てブログ

 

“未婚社会”に備えるために

新宿区では、未婚者が増え続けることで、これまで無かった行政負担が新たに生じると考えています。

単身者は同居人がいる人と比較して生活習慣の乱れなどから健康不安を抱えるリスクが2倍程度高まることが調査から見えてきたからです。

調査メンバーとなっている家族社会学の専門家、宮本みち子さんは「多くの現役の年齢の方たちが配偶者がいない状態で1人暮らしをしている。その方たちが高齢期に入ったときに、医療費をはじめ新しい行政課題というのが出てくるはずです。今のうちからそれを意識して行政が対策を検討することが求められている」と話していました。

 

結婚するかしないかは個人の自由であり、外部から強制されるものではありません。

その一方で、このまま未婚化が進むと少子化がさらに進む一因ともなります。

これまで基本モデルとされてきた「夫婦と子ども」4人家族という形が大きく変わるなかで、新宿区が将来を見据えて調査を始めたように、社会全体の仕組みを考えていく必要があると思います。 

 NHK NEWS WEB 加速する“未婚社会”どう備える

 

 

未婚率が上昇すると今まで子どもが担ってきた負担を社会が担わなければならなくなるわけですね。そうすると,福祉利用料をあげるか,税金をあげて若者からとるかという話になるわけですが,そうすると若者にも負担が行くと思います。

 

少子化が改善さない,未婚率が上がるでは出口なしなので,結婚している人,子供を産みたい人にたくさん産んでもらうというのが良いと思います。

 

出産というのは人それぞれで寝ている間に出産が終わっていたという人もいれば,1日出産にかかって,「もう二度と産みたくない」という人もいます。それで妊娠出産した人で,お金があるならもっとたくさん子供が欲しいという人は意外といます。そういう人にたくさん産んでもらって,その代わり3人目以降の育児にかかる費用は全面的に支援したらどうでしょう。

 

実は結婚している人の理想の子供数は近年,変わっていません。しかし現実の子供の数がそれを下回っているのです。その理由はお金がかかりすぎることなんです。

 

予定子ども数が理想子ども数を下回る理由、「お金がかかりすぎる」が最多

 

 予定子ども数が理想子ども数を下回る理由として最も多いのは「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」であった。とりわけ30歳未満での若い世代ではこうした経済的理由を選択する割合が高い。一方、30歳代以上では、「欲しいけれどもできないから」などの年齢・身体的理由の選択率が高い。また、30歳代では「これ以上、育児の心理的・肉体的負担に耐えられないから」という回答が他の年齢層に比べて多かった。

 

1人目の壁は年齢・身体的理由、3人目の壁は経済的理由

 予定子ども数が理想を下回る場合、理想を3人以上としている夫婦では理想を実現できない理由として「お金がかかりすぎる」「家が狭い」といった経済的理由を挙げる割合が高い。一方、理想が2人以下の場合には、「高齢だから」「欲しいけれどもできないから」などの年齢・身体的理由が多く挙げられている。

 

予定子ども数を実現できない可能性、「収入が不安定だから」「年齢・健康上の理由」

 今後子どもを生む予定がある夫婦に、予定の子ども数を実現できないとしたときに考えられる理由についてたずねたところ、妻が30歳未満の若い層では4割以上(43.6%)が「収入が不安定なこと」を挙げている。また、妻35歳以上の夫婦では65.3%が「年齢や健康上の理由で子どもができないこと」により予定の子ども数を持てない可能性があると考えている。

 第14回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所

 

必要なのは社会的な分業です。出産,子育て好きな人・向いている人はいるわけですから,そういう人にたくさん産んで育ててもらえばいいと思いますよ。そのためにお金を使わないと「未婚社会に備える」ことはできないと思います。医療費、教育費は無料にするとか。

 

ということで,中国の「一人っ子政策」に対抗して「三人っ子政策」「四人っ子政策」などはどうでしょう?結婚・出産は無理強いできないのですから考える必要があると思いますよ。

 

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