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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

博士課程進学者を馬鹿にするな!!

以下のブログを読んで,これって私の知っている博士課程の現実と違うぞと思ったので,今回は博士課程について書いてみようと思います。これはあくまでも経験談でありますので,理系の現実は分かりませんが,この方が書いているような博士課程進学者がどれほどいるのかという疑問があります。

 

みなさんご存知の通り、日本では多くの学生は

 

<みんなで高校まで一緒に進学 ➡ みんなで一斉にセンター試験 ➡ みんなで一緒に大学の大部屋授業 ➡ 大卒or院卒でみんなで一斉に就活>

 

 

という超ガラパゴスなキャリア経路をたどるわけです。そんな中博士課程に行く人は正直、院卒時点で就活が上手く行かなかったという人が2/3 or マジで研究したいことがあったという人が1/3、というところでしょうか。そして前者の2/3にはとてつもなく残酷な現実が卒業後襲ってきて、半分以上のケースで「無業」「非正規」「自殺」という三つのいずれかにたどり着くわけです。

博士課程の方々、あなた達は国や社会に見捨てられた民「棄民」です。自分の人生は自分で切り開きましょう。

 

就活がうまくいかなかった人って博士課程に進学します?修士課程なら分かりますよ。あと留学生の場合。こちらはビザの関係上学生である必要があるので。しかし,就職目的の人はたとえ博士課程に進学したとしても途中で退学して就職していますよ。

 

また現在,問題になっているのは研究をしたいという人が研究を継続することができない現実であって,修士課程で就活がうまくいかなかった人が困っているわけではありません。

 

ここの問題を考えると論点がずれてしまうのですが,問題となっているのは超一流は就職できるけど,一流だと厳しいみたいなことです。一流の人材が生かされないのはもったいないという主張があるわけです。これはまた後日。

 

そんなわけで、博士課程まで行っちゃった人、もう貴方は道から外れた人で、もう二度と戻れません。覚悟を決めて自分をさらさないと、お先真っ暗ですよ。今のうちに自分のメディアを持って、自分の能力を見える化して、自分のキャリアを切り開きましょう。じゃないと社会に貴方達全員を受け入れる居場所はありません。

 

貴方達は国や社会に見捨てられた民、棄民なんです!

 

ガラパゴスな日本型キャリアシステムから外れたのですから、貴方には自由があります。その機会とこれまで培った能力を生かして、自分の人生は自分で切り開く努力をしましょう。それは必ず報われます。  

 

今の博士課程で就職が簡単にできるなどと思っている人なんていないと思いますよ。みんな苦労して研究しているわけです。そのためにバイトもしていますし,お金も稼いでいますよ。奨学金だって返金せねばなりません。いったい,どこの国の博士課程の話をしているのでしょうか?

 

私自身は高学歴ワーキングプアのみが問題だとは思いません。博士課程を卒業しても職がなければアルバイトと同じです。ですから,アルバイトで生きている人たちが生活できるような世の中であってほしいと思っているわけです。

 

アルバイトで生きている人たちはみな,「人生を自分で切り開いている」のではないですか?これは私の経験談なので他の博士課程の人にも聞いてみたいものです。ぜひ教えてください。

 

 

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