いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

「このジョーク、説明して」〜読解力を測定する方法

次のような記事を見つけました。勉強的な頭の良さとユーモア的な頭の良さは違うというもの。

 

よく面白い人は頭がいいというけれど、じゃあ頭がいい人は面白いかというと、そうでもない。なぜだろうか。それは、面白さというのは無限の解の一つに過ぎないからだ。大喜利を頭に思い浮かべて欲しい。さまざまなお題の一つ一つに、無限の答えがあることが分かるだろう。つまり、芸人とはその場その場のシチュエーションに多くの答えを出せる人というわけだ。

一方、勉強的な頭の良さのある人は、確固たる答えのある問題を解くのに長けている。例えば数学や、物理などはその極端な例として挙げられるだろう。

勉強的な頭の良さととユーモア的な頭の良さの違い。

 

文系の場合,「確固たる答え」がないと思いますが…。まあそこは置いといて,面白いことを言うという能力と勉強の能力は違うかもしれませんが,ジョークを理解する能力と読解力は関係があるということを実際に確かめたことがあります。題材は次の本から選びました。

 

 

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

 

 

次の文章を中学受験を控える小学生に読ませたのです。

 

失業中のトムの一日

 アメリカ人のトムは現在,失業中の身である。

 朝7時に時計(日本製)のアラームが鳴る。コーヒーメーカー(台湾製)がゴボゴボいっているあいだに,彼は顔を洗いタオル(中国製)で拭く。電気カミソリ(香港製)できれいに髭も剃る。

 朝食をフライパン(中国製)で作ったあと,電卓(日本製)で今日はいくら使えるかを計算する。

 腕時計(台湾製)をラジオ(韓国製)の時報で合わせ,クルマ(ドイツ製)に乗り込み,仕事を探しにいく。

 しかし,今日もいい仕事は見つからず,失意と共に帰宅する。彼はサンダル(ブラジル製)に履き替え,ワイン(フランス製)をグラスに注ぎ,豆料理(メキシコ製)をつまみながら,テレビ(インドネシア製)をつけて考える。

 「どうしてアメリカにはこうも仕事がないのだろうか…」

(58頁)

 

どうでしょうか。解説するまでもないと思いますが,アメリカ製の製品を全く使っていないのにアメリカに仕事がないと嘆いているところがこのジョークの面白さではありますが,かなり読解力を必要としますよね。

 

実際に小学生に説明させたところ,偏差値が60近い子は内容を理解して説明できていました。偏差値50以下になると理解することが難しいようです。こういうことをして読解力を測ると今後,どうすればよいのか見えてくるというのもあります。

 

これらのことは小学生限定かもしれませんが,もしお子さんがいたら試してみてください。読解力が測れると思いますよ。