いつか朝日が昇るまで

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善意のみに頼ったらダメ~子育て支援を考える

ボランティアでいいの?

私も妻もよく利用していた子育て支援の施設なのですが、利用料が無料なんです。それで行政からお金が出て給料が出ているのかと思ったら、ほとんど給料は出ずにボランティア。それは大変だと思って妻が利用料は取らないのかと聞いてみたそうです。その答えは

 

「たとえ利用料が50円だったとしても、お金がかかるからという理由で育児に困っている人が利用しないかもしれない。それでは子育て支援の意味がない」

 

というものでした。これは確かにそうなのです。そもそも目的は困っている母親を助けたいというもの。実際にこの施設で働いている人も子育てで苦労した方たち。自分たちが助けてもらったように,若い母親も助けたい。そのためには利用料は取れない。これには感動しました。

 

それで現在どうしているかというと寄付を募っているようです。しかし,それも大きな額にはならず、給料なしの状態が続いています。

 
私の妻もボランティアで協力することがありますが、それは短期間だから。長期に渡ってボランティアで協力することはできません。実際にお金が必要だからという理由で手伝えなくなっている人も出てきています。
 
ちょうど手伝っている人は子供が小学生,中学生になった人たち。これからお金がかかります。少しでも家計を助けたいと思うものでしょう。そうすると子育て支援とはいえ,ボランティアで仕事をすることは難しいようです。
 
ボランティア精神そのものは素晴らしいことですが、今後もこのような子育て支援を続けて行くためには、しっかりとお金をもらった方がいいと思うのです。今はその組織を立ち上げた人たちが運営しているのでボランティアでもいいでしょう。
 
この組織を立ち上げた方達は70歳近い方たち。子育ても終わり,年金もあるのでボランティアでも生活できるというのがあるようです。でも次の世代は…?継続していくのは難しいと思います。
 

どういう子育て支援が可能か?

ただし子育て支援を行っている方の意見ももっともです。利用者から利用料を取ると本当は苦しいのに利用しない人も出てくるかもしれません(ただ実際には利用料をとっている施設がほとんどです)。そこで行政の出番です。何か新しく子育て支援の場を作る必要はありません。こういう施設にしっかりと援助してくれれば良いんです。
 
横浜市も支援額を増大していますが,それも微々たるものです(予算案参照)。もちろん財源は限られているのでなかなか難しいかもしれませんが,ぜひ考えてほしいと思います。
 
 
待機児童の問題も深刻ですが、親の孤立による虐待も深刻です。こういう施設は親の孤立を防ぐために不可欠です。ぜひ考えて欲しいと思います。
 

さいごに

私たち夫婦は横浜市の子育て支援施設に大変お世話になりました。今でも時々活用させてもらっています。もちろん寄付もしていますし,今後とも協力できるところはしていきたいと思います。でもこのような事業が今後とも続いていくためにはボランティアではだめだと思うのです。
 
施設を運営している方が言っているように利用料を取ることはできないかもしれません。それならば行政が少しでも援助してほしい。これは切なる願いです。皆さんはどう思いますか?
 

 

居場所のちから―生きてるだけですごいんだ

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