いつか朝日が昇るまで

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それでも就職できないことはつらいこと

日野さんが次の記事を書いていました。タイトルに「洗脳しやすい人」とあるので,そちらへの反応が多いとは思いますが,おそらく日野さんが言いたいのは最後のところでしょう。

 

こんなふうに考えると、採用試験は純粋な能力試験とは到底言えないことになる。たとえ不採用になったとしても、それは能力不足が原因とは限らない。「面接の結果、あなたを洗脳するのは難しいと思いましたので採用は見送らせていただきます」ということだって全然ありうる。そういうわけなので、あまり気に病んでもしょうがない。 

 企業が欲しいのは優秀な人よりも洗脳しやすい人 - 脱社畜ブログ

 

 

つまり言いたいのは就職試験に落ちたとしても気にするなという就活生に対する励ましでしょう。しかし,これって「それはそうだけど就職できないのはつらい」と言われてしまいます。

 

よく「若い時の1年や2年はどうってことはない」という人がいますが,今就活をしている人にとって重要なのは「今,現在」であって,過去を振り返って「若い時の…」などと言われても現実味が持てません。

 

就職活動をして就職できなかった人が将来,成功することもあれば失敗することもあります。それは今は分かりません。そのような中で「気に病んでもしょうがない」と言われて気に病まない人はいません。

 

新卒一括採用の状況では,もし今年就職できなければ来年とはいきません。金銭的に余裕がある人は留年して来年という選択肢があるのかもしれませんが,そんなことはできないと考えている人がほとんどでしょう。

 

このような制度を変えない限り,問題は解決しないわけですが,新卒一括採用にもメリットがあるのだとする人たちがいるわけで,そちらの問題を解決していかないといけないわけです。

 

1) 均質な若年労働力の確保

日本の新卒者は、3月に大学を卒業し、4月から働きはじめるというパターンが定着している。そのため、新卒採用を行うことで、年齢・学歴・社会経験などの面でほぼ均質な人材を、同時期にまとめて迎え入れることができる。採用、受け入れ手続き、教育などを一括して実施できるため、一人当たりのコストダウンも図れる。

2)コア人材、リーダー候補の確保

将来、企業の中核を担い、経営の中心となるような優秀層の人材を中途採用で獲得することは非常に難しい。ポテンシャルの高い新卒者を採用し、社内で育成する方が確実性は高いと考えられる。

3)組織の活性化・強化

若い新卒社員が入ってくることで、組織全体がリフレッシュする。既存社員は、新入社員に教えることで経験を言語化し、自らも成長できる。また、「同期」という横のつながりを持つ新卒は、縦割りの組織に横糸を通すことができる。部門間の連携などで重要な役割を果たす可能性がある。

4)企業文化の継承

特定の企業カラーに染まっていない新卒は、自社の風土になじみやすく、伝えていきたい企業文化の担い手としては最適である。バブル崩壊後の数年間、新卒採用を極端に抑制していた企業では、その後ベテランと若手をつなぐ中堅層の薄さに悩まされる例が見られた。そのため、新卒を毎年定期的に採用し、年代別の組織構成を維持していく意味を見直す企業が増えている。

5)採用活動が企業広報にもなる

中途採用に比べ、新卒採用の場合は母集団を大きく取るのが一般的である。メディアや会社説明会などを通じて、企業の生の姿を広く告知することになり、将来の顧客や事業パートナー、(中途採用で入社する)従業員を生み出すPR活動ともなる。 

 新卒採用のメリットとは|新卒採用.jp

 

いろいろ新卒採用のメリットが書いてあるのですが,要は企業側にとってはコストカットにつながるということでしょう。研修も一括できるわけですから,バラバラに新卒が入られたら困るというのはあるのでしょう。

 

このような状況を踏まえたうえで,卒業3年目までは新卒扱いとするなどの工夫は必要ではないでしょうか?そういうことをやっても履歴書を見てはねられるという問題はなくならないのかもしれませんが,少なくとも今よりはマシになるのでは思っています。どうでしょうか?

 

 

脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法

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