いつか朝日が昇るまで

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3歳児神話ってどうなの?

3歳児神話ってどうなんでしょう?さまざまなところで批判されていますが,日本赤ちゃん学会での報告を紹介します。

3歳児神話を検証する2〜育児の現場から〜


引用
3歳児神話とは「3歳までは母親が子育てに専念すべきだ」という考え方だとのご紹介が既にありましたが、内容的には次の三つの要素から成り立っていると私は考えております。

 まず第1の要素は、子どもの成長にとって3歳までが非常に大切だという考え方。第2の要素は、その大切な時期だからこそ、生来的に育児の適性を持った母親が養育に専念しなければならないという考え方。そして第3の要素は、もし母親が働く等の理由で、子どもが3歳まで、あるいは就学前ぐらいまでの時期を育児に専念しないと、子どもはとても寂しい思いをして、将来にわたって成長にゆがみをもたらすという考え方、です。

 さて、心理学の観点から考えると、こうした要素から成る考え方は果たして神話か否かということですが、答えはイエスでもあり、ノーでもあると私は考えております。


この時期は非常に重要な時期であることは確かですが,それを語るには重要な留意点があるということです。以下,4点。


引用
☆ひとの人生を変えるほど大きな議論をしているという自覚を
第1点は、3歳児神話の真偽を議論するということは、親、あるいはこれから親になる人たちの人生を変える可能性が高いことをしっかりと自覚した上で議論をすべきだということです。

☆3歳児神話の議論は社会全体の議論に
 留意すべき第2点。これは先ほどの二人の女子学生の議論の中で対極の二つの考え方が出てきたように、母親の就労が子どもに与える影響は一様ではないということです。一人の女子学生は、子どもはお母さんがいないと寂しい思いをすると言い、もう一人の女子学生はそんなことはないと言っていました。両方とも真実でしょう。

☆子育てはドラマチックに語れない
次に3歳児神話を論じる際に留意したい第3点ですが、子育ては決してドラマチックなものではないということです。心理学者の氏家達夫氏は、妊娠中から出産後2年以上にわたって、56人の女性を追跡調査していますが、その結果、次のようなことを言っておられます。「いままでの研究成果に照らして、問題が起こってもおかしくないような条件をそなえたケースでも、またそのようなむずかしさの条件をほとんど持たないケースでも、たいていの場合、これといった問題が起こらず、現実的な行動=思考=感情システムを再構成できた」ということです。私も子育ての大半はそのようなものではないかと思います。非行や虐待が起こると、私たちはそれをもたらしたと想像される要因(変数)をつなぎあわせて想像しているだけではないかとも思うのです。その要因のつなぎあわせ方が、巧妙に行われると、あたかもそれを真実だと思ってしまうようなものかもしれないわけです。しかし、私たちの子育てはいくつかの変数を構築して一つのドラマとして出来上がるようなものではなく、もっと地道で複雑なものだと思います。だからこそ、単純な因果関係論の下で結論を急ぐべきではないと私は思います。

 ☆科学に幻想を持ちすぎる危険性
最後に、3歳児神話を論じる際の第4の留意点。これはただ今の第3点と関連することですが、概して子育て論とは、誰が担当すべきか、どのように行われるべきかを含めて、極めてイデオロギー性が高いということを自覚すべきだと考えます。

子育てというのは経験していることが多いので,それをもとに語ると他人を傷つることがあるということを自覚すべきですね。3歳児神話が働く女性を苦しめているというのはあります。上の4点を踏まえた議論をしていく必要があるでしょうね。また,これについてはふれていきたいと思います。



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