いつか朝日が昇るまで

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育児休暇明けの現実と安倍首相の政策

安倍首相の育児休暇3年ですが,次のような記事があったので紹介します。


安倍首相の「3年間抱っこし放題」は、本当に女性のキャリア支援になるのか


引用
 まとまった仕事を振ろうとしても、子供が病気になってしまったなどの理由で突発的に休まれて、期日までに仕事が終わらないということが起きる。リカバリーする人員も割けないので、そういうリスクを避けようと思うとそれなりの仕事しか与えられない。しかし、休む以前よりも(適切でない言い方かもしれませんが)「レベルの低い仕事」にしてもらった途端、育児休暇明けの本人のプライドが傷ついた様子が見て取れることに「じゃあ、どうしたらいいのだ?」と一緒に働くメンバーたちも困惑しているといいます。

 この話に「これがベスト」という処方箋はないと思います。働く人、雇う人、周囲で支える人、それぞれの思惑を適切に調整していくほかない。そんな取材を続けている中で「3年間抱っこし放題」なるキャッチフレーズでの、女性のキャリア支援策が登場したのです。


確かに仕事復帰した時に会社での居場所がないというのはあるようですね。


引用
この調査は、2010年6月から施行されている「育児・介護休業法」を改正するときの参考資料集に収められており、誰でも見ることができます。2005年の調査で第一子出産前後の女性の継続就業率が38パーセントで、それを引き上げたいと考えるが、出産後の継続就業は難しいということを示す根拠になっているデータです。約26パーセントの人が「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさでやめた」と回答していて、その理由も掲載されています。しかし、そのデータの中で最も多かったのが「家事・育児に専念するため自発的にやめた」という理由で辞めた人だったのです(41パーセント)。

 だから、今回は「3年間抱っこし放題」の仕組みを提案している。一見すると筋が通っています。改正育児・介護休業法では「継続就業が困難であるから」法を改正して、就業が継続できるように取り組んだわけですが、今回は「だったら、休んでもらって大丈夫なようにしよう」というアプローチに変わったということなのでしょう。それが正しいことなのかどうなのかを、この記事で議論するつもりはありません。問題は「どういう議論がなされて、どういうデータを根拠にして、どういう法律なり行動指針が示されたのか」を理解することに骨が折れるということなのです。

例えば「3年間抱っこし放題」なんて馬鹿げていると非難している人の中には、首相官邸のホームページに置かれているスピーチの原文を読んでいない人もいるでしょう。また、その根拠になっているデータを探して確認している人も多くはいないはずです。そして、そのデータがよりどころになり、法が改正されていて、しかも「就業継続支援策が用意されていた」ことも知らない人が多かったと思います。例えば「パパ・ママ育休プラス」という仕組みがあるということを知っていた、という人はどのくらいいるのでしょうか。

 厚生労働省のホームページには、それらへの理解を促進するための印刷物が作られ、告知広報されていることが一目瞭然です。PDFデータも公開されていますから、その気になれば誰でも見ることができます。しかし、ほとんどの人は、そのパンフレットに「赤く太文字」で書かれていた「期間雇用者(パート、派遣、契約社員など雇用期間の定めのある労働者)でも、一定の要件を満たす場合は、育児休業をすることができます!!」ということを知らないでいるかもしれないと、心配になってしまいます。

 厚生労働省の雇用均等基本調査をベースに作られた資料の中には「育児休業制度の規定がある事業所の割合は68.0パーセントまで、女性の育児休業の取得率は85.6パーセントまで上昇している」と書かれています。コレを見て「素晴らしい成果だ」と思う人よりも「えーっ、すべての企業に規定があるわけではないのか!」と驚く人の方が多いかもしれません。また、今回の提案が「男性の育児参加を増やすことと逆行している」と考えがちですが、それも前回の法改正を理解すると「それが運用されていないことがダメだ」ということに気がつくはずです。それもこれも「そもそも当事者たちが知らない」ことにも原因があるような気がしてなりません。


このような政策が最終的にどうなるのか分からない現状では皆さんが知らないのも当然でしょう。利用者が知らないことが多すぎると言うのは分かりますが,それにしても今回の安倍首相の発言を自民党の子育て政策との関係で考えるとよく分からないというのが事実だと思います。


今後,他の政策との関係も踏まえて自民党としての結論が出ると思いますので,それをしっかりと見守っていきたいものです。





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