いつか朝日が昇るまで

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4人家族の幻想?〜保坂展人世田谷区長より

家族の在り方,家族の形が多様化していく中で,政治ができることもまた多様化しています。そのため政治家が誰の方を向いて政治をするのかはっきりしなければなりません。以下では保坂さんの意見を紹介します。

4人家族の幻想 「血縁」に代わるもの


引用
7月6日から14日まで9日間連続で、世田谷区内でタウンミーティング、対話集会を重ねました。「コミュニティ」をめぐる話題が出ることが多く、私は何度か、こう話しました。

「これから地域で必要となるのは『友達以上、家族未満』というつながり」

 私たちの人生にとって、家族がきわめて重要であることは間違いありません。家族が仲良く、健康で暮らしていけることは何よりの幸せでしょう。ただ、どんなに強いつながりでも、いつかはゆるんだり、ときに断たれたりすることがあります。永遠不変のように思えても、別れは突然やってきます。

 2010年の国勢調査で、1世帯の平均は2.42人。一人暮らし世帯は32.4%と、初めて夫婦と子どもの世帯を上回ったようです。世田谷区でも1世帯平均は1.95人、一人暮らし世帯は49.8%を数えます。65歳以上の高齢者16万3千人のうち、一人暮らしが約4万人、高齢者のみの夫婦が6万4千人で、子どもや孫とともに暮らす高齢者は少数となっているのです。

(省略)

 私が出席した、「子育て・教育」をテーマにした集会では、30代半ばの女性がこう語っていました。

「『保育園が足りない』という皆さんの悩みを聞いてうらやましい。私は派遣だし、彼は最近失業したし、生きていくのが精一杯。この生活を抜け出さない限り、子どもを産むこともできないと思うと、目の前が真っ暗になります」

 子どもを産みたい、育てたいのに、いまの長いトンネルのような生活では、その先にあるはずの出口がまるで見えないというのです。

 一人暮らしをしている中高年も、病気と闘ったり介護を必要としたりしている妻や夫を持つ高齢者のみの世帯も、仕事を探しているシングルマザーも、派遣で仕事を転々としている若者もみな、地域社会に生きています。

 そして、「家族」という血縁でつながっていなくても、地域の中に生まれた、新しい「地縁」によって支え合っている人たちはいるのです。


(省略)

 家族は大切です。その価値をいささかも否定するつもりはありません。けれども、子育てにしても、生活保護にしても、高齢者の介護にしても、財政難などの理由で十分なセーフティネットが準備できていないなか、その「穴」を埋める役割を家族にだけ求めるとしたら、それは政治の怠慢というものでしょう。

 少子高齢化が進む日本では、「血縁に限らない社会のつながりで、家族の機能を補う仕組み」を生み出すことこそ、政治が取り組むべき最大のテーマではないでしょうか。


家族の支援を地域にお願いするというのは理解できますが,そのためにはしっかりと予算をつけて支援をしていく必要があります。
地域の支援というとボランティアに頼りがちです。それでは長続きしません。自分たちの生活を投げ捨ててまでボランティアはできないですから。


もし地域を活用するなら制度をしっかりと考え,予算をしっかりつけてほしいものです。





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