いつか朝日が昇るまで

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うつ病って治るのだろうか…

私の妻は大学時代にうつ病が発症して10年近くになりますが,未だにうつの波が来ます。うつ病が治ったという話を聞くと信じられないのですが本当なのでしょうか?以下のような記事があったので紹介します。うつ病から社会復帰を果たした東藤さんのインタビューです。


うつ病患者たちが語る、社会から脱落したワケと、失ったもの/得たものとは?


引用
――現代社会では「自分はダメなんだ」と追い込まれている人が少なくないはずです。もし、うつ病の症状が発症した場合、治療することは可能なのでしょうか?

東藤 通院すれば、医者が治してくれると思っている人も多いかもしれませんが、休養と通院だけでは、元の70〜80%までしか回復しないのではないでしょうか。徐々に回復していったとして、100%元通り働いたり家事ができるかというと、できないケースの方が多いと思います。これには、うつ病特有の目に見えない病であることが関係しています。

 例えば足を骨折したとき。ギプスをして松葉杖をつけば外には出られるけど、そこから歩いたり走ったりしていく過程には、自分の頑張りと周囲の理解が必要ですよね。少なくとも「ジョギングしなさい」とは言われない。ところが、心につけたギプスは見えないので、「8割程度回復した、ギプスの取れかけた状態」だったとしても、周囲にわかってもらえない。職場からは「走れるでしょ?」と思われてしまう。

――反対に、回復していく過程で得たものを教えてください。

東藤 「こうあるべき」という考え方がまるっきりなくなって、いろいろな選択肢を考えるようになりましたね。かなり柔軟になったと思います。

 また、自分のセンスや判断力はどういう状況でも失われない、ということは自信になります。そういう能力を使う仕事ならば、できると思えるわけです。残ったものこそが自分の核であって、そういうところは揺るがないんだと感じました。


結局,完全回復というのはないと思うわけです。どう自分をコントロールしていくか,また,それを周りが理解し,どう対処していくかが重要でしょう。私の妻の場合,うつ病が発症した時点で何を言っても聞いてくれません。もう自分はダメだと思っているわけです。


しかし,その手前であればコントロールできます。その状態をしっかりと見極めてあげる必要があります。というのは自分では今,どのような状態であるのか分からないのです。だから周りからは無理しているように見えても本人は全然大丈夫と言ってしまいます。


岡村隆さんが矢部弘之さんにやられたように強制的に中止させるという対処が必要です。ただこれ,パターンが一定しないのでなかなな難しいです。この前は大丈夫だったのに今回はダメということもあります。人間は機械ではないのでいつも同じようにはいかないんですね。


だから深刻に考えるとお互い疲れます。「もう性格なんだから仕方ないじゃないか」ぐらいで楽に付き合う。そのままで良いよと受け入れる。現在はこれしかないと思っています。


ただしこれはあくまでも妻に対するやり方です。おそらく人によってかなり症状も対処法も違うと思います。もし周りにうつ病で苦しんでいる人がいるならば,いろいろとコミュニケーションを取りながら当人にあったやり方が見つかることを願っています。