いつか朝日が昇るまで

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怒鳴るのも叩くのと同じ悪影響を子供に与えるようで

「怒鳴ってはダメ」,「叩いてはダメ」とよく言われますが,両方とも同じような悪影響を子供に与えるようです。以下はウォールストリートジャーナルの記事です。


子どもを怒鳴ればたたくのと同じ悪影響


引用
共同で研究を行ったピッツバーグ大学教育・心理学部のMing-Te Wang准教授は「怒鳴っても、子どもの問題行動を減らしたり直したりはできない」と指摘し、「逆に悪化させる」と述べた。

 ニューヨーク大学ランゴーン・メディカル・センターのティモシー・バーデュイン臨床学准教授によれば、親は、テレビなどを見る時間や車のキーといった特権を取り上げることで、子どもを十分に罰することができる。

 ただ、「そうする際に、批判的、懲罰的、侮辱的な言葉を大量に使わないことだ」とバーデュイン氏は語った。「人は尊敬し称賛している人に言われたときのほうがずっと、自分の行動に責任を感じる。子どもをしかったり恥ずかしい目に合わせたりするようなことをすれば、親の持つ力が損なわれる」という。バーデュイン氏は今回の研究には参加していない。

 研究では、両親と13ないし14歳の子どものいる家庭976世帯を追跡した。子どもにさまざまな質問をし、問題ある行動、抑うつ症状、親との親密度を判断した。親には戒めとしてひどい言葉を発しているかどうかを調べる質問をした。

 子どもが13歳だったとき、母親の45%、父親の42%が、前年に子どもにひどい言葉を浴びせていた。13歳の時に親から特にひどい言葉を受けた子どもは、翌年に同年代の子どもとのケンカ、学校でのトラブル、親へのうそ、抑うつの兆候といった問題が増える度合いが高かった。

 親が戒めとしてひどい言葉を使った時と、たたくなどの体罰を与えた時では、問題が増加する度合いは似ていた。口論を除く親子の親密度が高くても、ひどい言葉の悪影響は変わらなかった。逆に、子どもの問題は親がひどい言葉による戒めを増やすことにつながり、悪循環がエスカレートをさせていた。

 10代が怒鳴られるとこれほど悪影響を受ける理由について、Wang氏は「思春期は(子どもが)自分のアイデンティティーを見極めようとする、非常に微妙な期間」であるためだと述べた。「親が怒鳴ると、子どもの自己像を傷つける。能力や価値がなく、無駄な存在だと感じさせる」のだという。


こういうのは頭では分かっているけどなかなか実践できないですね。急いでいるときに限って癇癪を起されると話しながら収まるのを待つという選択をする時間がありません。どうしても怒ってしまいますよね。


子供の機嫌をとるために物をあげるというやり方も良くないようですから,なかなか難しいと思います。子育てを一人でやっている人に「怒鳴ってはいけない」「叩いてはいけない」と言っても逆に追い詰められるだけではないでしょうか。


子育てをしている人たちが集まってみんなで子育てしていくような形を作っていけたらいいと思います。そうすると怒鳴ったり叩いたりする回数も減ると思います。そういう場を作る手伝いをこれからしていけたらと思っています。