いつか朝日が昇るまで

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放射能恐れて外出控えている人がそんなにいるのか?

産経新聞のタイトルがいかにも放射能を恐れて外出を控えている親が多く、病気になっているかのような書き方だったので、中身を見ると紹介された一人だけでした。こういうのはどうなのでしょうか。


放射能恐れ? 外遊び減り、乳幼児にビタミンD欠乏性くる病に


引用
同センターで診察にあたった八木正樹医師(31)が、ある家庭に保育状況を聞くと、平成23年3月11日の東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故による放射能漏れを恐れ、子供を屋外に出さない生活をしていたという。八木医師は「乳幼児の保護者らは日照不足がくる病を起こすという認識が少なかったようだ」と振り返る。

本来,この医師は日照不足の問題をしてしたかっただけで,放射能と結びつける気はなかったように思います。そもそもテレビの出現によって外で遊ぶ時間は減ってきているようです(原典:仙田満,岡田英紀:こどものあそび環境の構造的変化に関する研究,日本都市計画学会学術研究論文集 28,pp763-768,1993)。


外遊び


実際にこの記事では以下の部分が重要なはずです。


引用
◆冬は積極的に

 ビタミンDの生成に必要な日光浴時間はどの程度だろうか−。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、ビタミンD目安量は1日当たり5・5マイクログラム(成人)。紫外線で生成できる量は場所や季節、天候などで異なるため、国立環境研究所(茨城県つくば市)が今年、国内3地点(札幌市、つくば市那覇市)で、顔と手の甲を空に向けた状態で、必要な日光浴の推定時間を調査。その結果、札幌市では、冬季は正午でも1時間以上必要なことが分かった。

 同研究所の中島英彰・地球環境研究センター室長は「春に生まれた赤ちゃんにビタミンD欠乏症が多いという報告もある。冬季の北日本では積極的に日光浴を」と話している。

 ■ビタミンDの必要摂取量

 体内で必要とする量の70〜90%を日光から得ているとされるが、実際の必要摂取量は不明。日本では1日当たり5.5マイクログラムが目安(成人)としているが、他の先進国では10〜25マイクログラムを推奨している所が多い。京都大が平成20年に発表した調査では、ビタミンD欠乏症を示唆する、頭蓋骨がへこむ症状がある新生児は5人に1人に上り、特に春に生まれた赤ちゃんが高かった。母親が日照時間が短い冬に妊娠期間を過ごしたためと考えられている。一方、1日当たり50マイクログラム以上など過剰に摂取すると、高カルシウム血症、腎障害などを招く恐れがある。


こちらをしっかりと報道してどれくらい日光を浴びなければならないのかしっかりと報道すべきですね。特に妊娠のどの期間で特に必要なのかは重要です。でもうちの妻のように絶対安静と言われた人はどうすればいいのでしょうか…。