いつか朝日が昇るまで

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5歳の息子を虐待死させた母親に思う

5歳児の息子を窒息死させた母親の裁判がありました。虐待というのは何も特別なことではありません。突発的に起こるものです。はっと我に返る瞬間をどう持つかが重要だと思います。


「息子の苦しみに近づくには…」 母に執行猶予判決(朝日新聞)


引用
東京都目黒区で昨年9月、5歳の息子にごみ袋をかぶせて死なせたとして、傷害致死罪に問われた母親の重田史都(しづ)被告(42)の裁判員裁判で、東京地裁は3日、懲役3年保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。田辺三保子裁判長は「犯行は非常に悪質」としつつ、夫の会社の仕事と並行し、家事と4人の育児を独りで担うなかで、夫がうつ病を発症し、体も心も追い詰められていたと指摘した。

(省略)

被告は犯行前夜、おもちゃを片付けない子らをしかり、家庭用ゲーム機「ニンテンドーDS」を取り上げていた。翌朝もゲームをしたがる滉史君に「息をするのと、DSをやるのとどちらがいい」と聞き、滉史君は「DS」と答えていた。

 判決は、被告に耳を貸さない滉史君に厳しく接しようと考え、ごみ袋をかぶせた▽その後、睡眠剤の影響などでそのまま眠り込んでしまった――と認定した。

 被告は、医師が夫に処方した睡眠剤を勝手に服用。田辺裁判長は規定量を超える薬と飲酒の影響で意識障害を起こし、危険性の判断力や、行動を制御する能力が一定程度、減退していたと指摘し、「副作用の具体的な危険性は必ずしも一般的に知られておらず、被告を過度に非難するのは相当ではない」とした。また「残された3人の子が一日も早く家庭に戻ることを願っている」とも述べた。


4人の子供をひとりで育てることは非常に難しいですね。しかも夫がうつ病を発症していては助けてもらうことはできません。


子どもを育てていてうまくいかないと,自分を否定されたように感じるようになります。なんでこんなにうまくいかないんだろうと。そしてそれが子供に向かってしまう。特に乳幼児はなぜ泣いているのかも分かりませんし,言葉も通じません。


私の妻も4か月検診で保育士にやさしい言葉をかけられ,号泣していました。「何がつらい」と聞かれましたが,答えられず,その後,保育士からの連絡があったり,訪問があったりしました。


周りに助けてくれる人がいれば,そんなにつらくなかったのかもしれません。最初の育児は知識もありませんし,孤独感もあったのでしょう。今は,友達もできて仕事もやっていますが,当時のことは今でも大変だったと話しています。


息子を殺してしまうという悲劇が繰り返されないためにも周りができることはしていかなければならないと思います。それは行政だけではなく,町全体で取り組んでほしいですね。