いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

身近にいる天才児たちと天才児のその後

最近,妻の友達の子どもの成長速度についてよく話を聞きます。その子は私も知っている子で何回か会ったことがあるのですが,まだ2歳半なのに1~30までの数字を数えられる,48ピースのパズルを一人でできるそうです。

 

妻は「すごいよねえ」と言うわけですが,子どもって何からの能力に秀でている部分が誰にでもあるというのと,早くできるようになることがすごいということなのかということが妻との話の中心になります(うちの息子は獅子舞見て踊っているだけなので,何が秀でているのか分かりません(笑))。

 

それでその友達自身も2歳半で自分の名前が書けたようで,その友達のお母さんは「この子,天才!!」と思ってめばえ教室に通わせたそうです。そこでもIQがかなり高かったとか。しかし,まったく勉強に興味が持てず,フラフラしていたので,その後,能力が開花することはなく,お母さんに自分の子どもの話をすると「あなたもそうだったけど,普通になったでしょ」と言われるそうです。

 

確かに「子どもはみんな天才だ」と言われるわけですが,子育てをしているとどうしても他人の成長は気になります。我が息子はまだ色の区別ができません。興味がないのか,見えていないのかは不明。そういうのって気になりますよね。

 

それで「十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人」ということわざもありますから,結局大人になってどうなるかっていうのが重要だと思うのです。調べてみると韓国の天才児のその後について書いてあるブログがありましたので紹介します。内容は中央日報を訳したものです。

 

「普通の人」を夢見て疲れ天才の人生 

1967年10月、五歳の少年キム・ウンヨン君は、日本のフジTVに出演した。 韓服をきれいに着飾った子供は東京大学数学科矢野健太郎教授が出した微積分の問題を一気に解いた。 教授が 「正解」と叫ぶと、スタジオは驚きに包まれた。 「天才少年」の登場はセンセーショナルだった。 マスコミでは、「ノーベル賞は問題ない天才であり、大統領も有望」と言いながら彼の一挙手一投足を報じた。 しかし、特別な頭脳を持つ子供の人生は順調でなかった。 五歳の頃から漢陽大学で物理学の授業を聞いて、八歳で米国コロラド州立大で勉強した。 十二歳ではNASAで研究員として働いた。 科学的才能を考えれば当然の結果だが、同年代との「関係を結ぶ」ことと「コミュニケーション」に失敗して、いつも一人ぼっちで過ごした。 NASAでもいつも一人であり、結局うつ病に苦しめられた。 心理的圧迫感に耐えられなかった彼は、十九歳になった年に「平凡に生きる」と言って、韓国に戻ってきた。 

 

 

人々は彼に、「失敗した天才」というイメージをかぶせた。 「バカになった」という噂も立った。 一方では、「しっかりとした英才教育システムを整えなければならない」という自省の声も上がった。 しかし、少年キム・ウンヨンはそんな関心自体を望まなかった。 ただ他の人々と同じ姿で静かに生きたかった。 彼は関心が集まる、いわゆる "SKY"大学(ソウル大学高麗大学延世大学の有名3大学のこと)ではなく、地方国立大に入学して平凡な大学生として生活し始めた。 卒業後、母校で修士·博士学位を取得してKAISTの研究者を経て、現在は自治体傘下公企業に勤務する二人の子供のパパだ。 「天才」というニックネームを勘案すれば、失敗した(?)生活に見えることもある。 しかし、彼は今の生活に十分満足している、と言った。 

万国びっくりショー(IQ210の少年) : ポンポコ研究所

 

結局,博士号まで取得していくわけですので,「凡人」とは言えないわけですが,「天才」というレッテルが本人を生きづらくさせてしまったという残念な結果になっているようです。確かに少しでも挫折すれば「もう天才ではなくなったの?」とか言われてしまうわけです。さらに飛び級制度は同じような精神年齢の子どもが周りにいなわけですから,孤独になるわけです。

 

また本人は自分のことが天才であるとは思っていなかったようです。ただし自信はあったようです。

 

 親は子供の才能を発見する見る目がなけらばならないでしょう。天才は両親が作るのですか? それともやはり生まれつきのものですか 

二人とも大学が喋る勉強に関する情報をたくさん提供してくれました。 私が気になることを解決できない場合も、周り教授達の協力を得てくれました。 ただ私は私がもってうまれが天才だとは思いませんでした。 深く集中していたし「私はできる」という自信があっただけです。 

 万国びっくりショー(IQ210の少年) : ポンポコ研究所

 

とにかく集中できる環境を作ってあげるということが良いということでしょうか?そういう状況をしっかりと作ってあげることで本人が能力を発揮できるのかもしれません。

 

 それでは、子供たちに最も強調するのは何ですか 

没頭する力と自信感です。 人々がいつも聞きます。 「息子たちは勉強ができますか?」と。 私は勉強を目的とする必要がないと思います。 事実勉強というのは、一度心に決めてきちんと掘り下げれば、いつでも、誰でも行うことができます。 基本的にわかりきった話ですが、子供が何を面白がるか観察し、そのレールを敷い​​てやればいいでしょう。 私は 「あなたはなぜこれしないのか」とは聞きません。 否定的なニュアンスの言葉の代わりに「あなたがすることができる」と言います。 自信を持って没頭すれば半分は成功です。 

万国びっくりショー(IQ210の少年) : ポンポコ研究所

 

「自信をもつ」。これってとても重要ですよね。子どもが自信を持てるように育ててあげることがその後の人生で役に立つのでしょう。さらには「没頭する」こと。子どもが興味を持つものを見つけてあげることが重要ですね。勉強という分野だけに限らなければ子どもはみんな天才児だというのは間違っていないのかもしれません。

 

そういう風に前向きに考え,獅子舞を見て踊り狂っている息子も温かく見守りたいと思います(笑)。

 

 

ザ・ギフティッド    14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法

ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法