いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

博士課程に進学しても無職みたいなもので

次の記事を読みました。大学院博士課程(以下,大学院生は博士課程の学生を指します)に通っていると「勉強している」とは言うものの実態は無職です。それで以下の話はそのような立場からもとてもよく分かるものでした。ポイントを次のようにまとめさせてえもらいました。

 

  • 物欲が減る
  • 人付き合いに罪悪感を持つようになる
  • よって人と接さなくなる(ヒキ)
  • 精神的に暗くなる(ネガティブスパイラル)
  • 不安や焦りを忘れる
  • 寂しくてお酒に走る
  • 友達が減った気がする

 

 

 

無職を1年間続けて思ったことをたんたんと述べる - 私の小規模なブログ

 

基本的に大学院生も金がないので,物欲は減ります。しかし,まともに研究しようと思うと,コピー代,書籍代,交通費などさまざまなものにお金がかかりまして,ひどいと食費を削って研究費をねん出します。よって人付き合いは家で飲んだり,研究室で飲んだりすることが中心になり,なるべくお金をかけないということが重要です。

 

若い指導教授の研究室に入れば,結婚もしておらず,子どももいないためか,金払いも良く,必ず奢ってくれるというメリットが…(そんなことを考えて研究室を選んではいけません)。

 

しかし,文系の場合,大学院生が大学に通うなどというのはほとんどなく,家に引きこもったり,資料を探しに行ったりすることになり,人付きはどんどんなくなっていきます。そして論文を書いていくわけですが,そこでリジェクトされ続ける,もしくはいい論文が書けなくなるとどんどん精神的に落ち込んできます。

 

さらに周りからのプレッシャー。いつの間にかいなくなる同級生たち…。友達はどんどんいなくなります。20代であった時には「俺は世界を変えてやるぜ」と言っていた先輩が,40歳近くで再会したら見る影もなかったということが…。

 

「俺はいつまでこんな生活を続けているんだ…。将来はどうなるのだ…」という不安が襲ってきます。それが,30代前半であれば引き返すことができるかもしれませんが,40歳が見えてくるとその道を突き進むしかありません。

 

基本的に生活は非常勤,塾のバイトなどです。それで食えるだけ稼ぐことができればいいのですが,なかなか難しいのが現状です。

 

その後,めでたく専任なれればいいのですが,専任になれないとその生活がずっと続くわけです…。詳しくは以下の記事を参照ください。

「もう勉強やめたら」と言われる日 - 研究者はつらいよ~研究者の子育て&日々雑感

 

こういう生活から脱出できるかどうかは本当に分からないのが研究者です。それでもなお,研究を続けるという人たちがいるわけですね。「好きでやってるんだから仕方ないだろ,自己責任」と言われたら返す言葉もありませんが…。

 

さいごに

おゆみパイ (id:vaginally)さんは今年は脱無職を目指して頑張るということです。ぜひ頑張ってほしいと思います。私も職業欄に無職と書いていた時期がありましたよ(励ましになってないですね…)。

 

 

大卒だって無職になる

大卒だって無職になる "はたらく"につまずく若者たち