いつか朝日が昇るまで

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待機児童と保育の質~「地獄」の認可外保育(日経新聞より)

以下の記事を読んで,同じ保育園に息子を預ける身としてショックを受けました。このような保育園が認可外とはいえ,存在しているとは…。改めて,保育園をしっかりと選ぶ必要性を感じましたが,この方のようにもはや選択肢が存在しない状況ではどうしようもありません。

 

やっと入れた保育園… でもそこは地獄だった  :日本経済新聞

 

 

そういう意味では住む場所を決める段階で「保活」を視野に入れて行かなければならないのかもしれません。参考までに住む場所は以下の記事を参考ください。

 

住む場所でこんなに違う!!待機児童問題と保育士不足 - 研究者はつらいよ~研究者の子育て&日々雑感

 

待機児童問題というのは首都圏特有の問題で田舎にいけばそのような状態ではないですし,保育園も選んで入ることも可能かもしれません。しかし,首都圏の場合,そうはいかず,待機児童ゼロを宣言した横浜市もまた待機児童が増えていますし,実際に今年は認可保育園に入るのは難しいと聞いたことがあります。

 

横浜でも待機児童復活? - 研究者はつらいよ~研究者の子育て&日々雑感

 

それでもなお我が子を預けるわけですから,実際の評判も含めていろいろ聞いて回る必要があるかもしれません。私は息子を横浜保育室に預けていますが,そこは他の保護者の方の紹介です。

 

最初,マンションの一室なので「保育園がこれでいいの?」と思いましたが,庭もあり,そこで砂遊びもできるし大丈夫かと思って決定しました。また,私達の場合,自営ですので,ランクが最高ランクになりません。おそらく認可保育園は無理だというのも横浜保育室を選んだ理由でした。

 

私達も保育園の説明会に行きましたが,この記事にもあるように説明会とその保育の内容が違うということになると,親の側としては判断できないのかもしれません。

 

A園は、入園式も何もなく、1週間の慣らし保育から始まった。いつ迎えに行っても園児(0~2歳)約40人に対して、保育士は2~3人。しかも、常に連絡ノートを記入するのに必死で、子どもたち(ほとんどがまだハイハイか伝い歩きの赤ちゃん)は部屋中に散らばって泣くか、床を這っているか、とぼとぼと歩いているか……。不審に思い「オモチャなどで遊ばないのでしょうか?」と連絡ノートに書いた次の日には、お迎え時にこれ見よがしに床にオモチャが数個散らばっていた。一緒に歌を歌ったり、絵本を読んだりする姿は一度も目にすることがなかった。

 

それでこういう事態を防ぐ方法としては説明会以外に見学できる時間がある保育園,幼稚園を選ぶということです。いつでも見学を受け入れてくれる保育園の場合,保育の様子がどうなっているのかよく分かります。

 

保護者は定期的に来るので,保護者がいるときだけ良い保育をしているように装うことは不可能です。他にはブログで子どもたちの様子を公開している保育園も様子が分かって良いと思います。それに保護者がコメントを書いていることもあり,参考になります。

 

また私は以下の部分が気になりました。

 

慶太を迎えに行くと、いつも顔や手には黒いベトベトしたものが付いていた。汚れが付いたのりのような固まりが何個も。注意して周りを見ると、他の園児たちの顔や手にもこびりついていた。カーペットのフロアは、いつ見ても薄汚れていた。一時期預けていたママはフロアを這うゴキブリを2回見たと言っていた。赤ちゃんたちは毎日そこを這っており、ぞっとした。

 

私達もとてもいい幼稚園だなと思っていたところのトイレが汚いと分かった時,こういうところまで手が回っていなんだなと思い,そこの幼稚園は選択肢から外れました。トイレや床などの掃除が行き届いているということはそれだけ人がいるということです。保育園・幼稚園選びのポイントの一つです。

 

私達が預けている保育園は子供たちが外で遊んでいる間に部屋を掃除,子どもたちが寝ている間に日誌を書くという感じです。日々の出来事が詳しく書いてありますし,とてもいい保育園だと思います(横浜保育室なので今年,また保活なのですが…)。

 

それで最後のところ,本当に胸がつまりました。

 

 そんなさまざまな異変を私が感じている間、慶太にも異変が起きていた。まだ言葉はしゃべらないとはいえ、いつもニコニコと笑い、人懐っこくて、「ああー」「ううー」と話すことが大好きだった慶太が、日増しにしゃべらなくなり、笑わなくなった。たった1歳の子が、こんなに変わるのかと親の私が驚くほど、急激に慶太の表情は凍り付いていった。「私の思い込みかもしれない。保育園で初めて親と離れて過ごすせいかも」と思って、家ではいっぱい一緒に遊んだり抱きしめたりしたが、日々悪化。夫も同じことを言い始めた。保育園のノートには、「慶太くんはかわいいですね」という空虚なフレーズが繰り返されるばかり。何をしたかといった活動報告はほとんどなかった。

 

 そして、心配になり、2人で迎えに行くことができたある日。これまでは私たちの顔を見ると泣きながらも走ってきた息子が、私たちを見て絶望したかのようにその場で泣き出した。今までに見たことのない、救いがない泣き方だった。帰り道、息子を乗せた夫の自転車を、涙があふれる目で見つめながら、「もう絶対ここから息子を出す」と決意した。(最終回へ続く)

 

おそらく最終回はここから救い出される話なのでしょうが,私も息子を預けた当初は泣いてばかりだったので,心配していました。でもこんな泣き方はしませんでした。泣いたのは預けるときだけ。お迎えの時に泣くというのは保育園がおかしいということなのでしょうか。

 

そんな息子も現在,預けるときにおしりをふって「バイバイ」と言って別れます(保育士の方に今日も絶好調ですねと言われます)。でもここは今年度までで他の保育園を探さないといけないんですよね。また泣いてしまうのでしょうか…。そんな不安とともに,この記者さんの息子さんが元気に育ってくれると良いなあと思うのでした。

 

 

検証 待機児童ゼロへの道(WEDGEセレクション No.23)

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