いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

制度を整えて家庭内分業しかない

イクメンという言葉が出てから最初は「育児を手伝う父親って良いね」だったのが,「育児を積極的に手伝う父親って良いね」になって,今では「手伝うって考えが間違い。育児は二人でするもの」という話になっており,辛い立場にあるお父さんもいるかと思います

 

もちろん全く育児なんてしないという方もいます。休みの日はゲーム。「ちょっとうるさいなあ」とゲームを続ける夫の話を実際に聞いたことがあります。奥さんは愚痴を言っていますが,それはそれで仲良くやっている部分もあるようです。

 

それで,そういう人はどうでもいいのですが,問題なのは自分の中ではしっかりとやっていると思っているのに,奥さんから責められる人です。限られた時間で育児をしているのに,そんなこと言われても…というお父さんもいるでしょう。

 

一方で,妻の側から見れば「飲み会なんて行かなくていいでしょ!!」「付き合いって何?」「日曜日ぐらい子どもの世話して!!」など,夫に対する不満というのは多々あるわけです。私から見てもそれは不十分だよねという夫もいます。

 

しかし,現状を変えられない以上,以下のような結論で,どちらか一方が納得する(諦める)形が現状を乗り切らなければならないというのは理解できます。

 

 私が提案する解決法の一つは、とても当たり前のことなのだけど

 

「よそはよそ、うちはうち」と改めて思うことなのではないかと思うのです。

 夫にストレスを感じている、同志の皆さまへ。 - スズコ、考える。

 

 

とはいっても私は納得できないとなる家庭も多いわけで,改めて育児について考えてみると,「家庭内育児分業」の形を増やすことが重要だと思うわけです。男性も女性も同じように同じ期間育休をとって育児をする。それはなかなか難しい。毎日新聞の社説(会員登録必要)でスウェーデンの例が出ていましたが,どこからが夫の役割なのかが,明確になっています。つまり夫も妻も全く同じ条件で育児参加しているわけではありません。

 

ほとんどの女性が仕事を持っていることで知られるスウェーデンでも子どもが1歳になるまでは家庭内で育てることを望む人が多いという。最初の10カ月は母親が仕事を休み、その後の2カ月は父親が育休を取得する。保育と幼児教育を一貫して行うプレスクールを探して入園手続きをするのも父親の役割だ。

http://mainichi.jp/shimen/news/20131124ddm005070036000c.html

 

家庭内での分業が制度的に確立されているスウェーデンと日本は違っていて,日本の場合,各家庭に子育てが委ねられすぎているし,夫婦で選択できる選択肢も限られているのは実情です。つまり選択しようにも選択できない状況があるわけです。最近,日本男性の家事の時間が紹介されていましたが,できるのにやらないのか,そもそもやる時間がないのか,それをしっかり考えねばなりません。

 

国別順位

調査の対象になった26か国のうち、男性が家事や育児にかける1日当たりの平均時間が長い上位の国々は次のとおりです。

1位:デンマーク3時間06分

2位:ノルウェー3時間04分

3位:オーストラリア2時間52分

4位:エストニア2時間49分

5位:スロベニア2時間46分

一方、1日当たりの平均時間が短い国々は次のとおりです

22位:メキシコ1時間53分

23位:イタリア1時間50分

24位:ポルトガル1時間36分

25位:日本1時間02分

 

26位:韓国45分

家事の時間 日本男性最低水準 NHKニュース

 

「家庭内育児分業」をする際に,夫が育休をとれない,毎日残業。もうその時点で分業は難しい。さまざまな育児の形を選択できるように政治や社会が提供する。その上での「よそはよそ、うちはうち」であって欲しいと思うわけですがどうでしょうか?