いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

親はそんなに馬鹿ではない

お寺の住職が子育てについて書いていまして,その内容がそんなのみんな分かっているんですけど,その上で悩んでいるんですけどと言う内容だったのでご紹介します。この方はこんな本を書いている方だそうです。

 

 

考えない練習 (小学館文庫)

考えない練習 (小学館文庫)

 

 

子どもとの関係をよくするには、偽善の仮面の内側にある真の気持ち=「自分のため」を自覚すること。そうすれば、「こうしてほしい」「こうなってほしい」といった、子どもへの過剰な「期待」が薄れます。そして子どもには、「部屋が散らかっていると私が落ち着かないから、片づけてほしい」などと言うようにしたほうが、より伝わりやすいでしょう。

子育てが大変 -小池龍之介「なぜ生活に余裕がないのか」【5】:PRESIDENT Online - プレジデント

 

子育てをしていて大変なのは「自分のため」と考えていることは自覚しているのに,それでもその気持ちをコントロールできないことなんですよ。何度言っても言うことを聞かない。イヤイヤ期ではよくあることです。「早くしないと保育園に遅刻するよ」。これって確かに「自分のため」です。そんなこと分かっていますよ。でも仕方ないと思いませんか?

 

また「期待」が過剰であるかどうか誰が判断するのか。それは親ではなく子供です。だからそもそも親の側から一方的にコントロールできないものであり,親は悩むのです。そういうところを踏まえないで「偽善と自覚せよ」と言われても何も心に響きません。

 

例えば以下のサイトの子育ての悩みランキング1位は「わかっているけど,ついイライラ」です。分かっているんですよ,みんな。

 

子供のいたずらが過ぎて、つい叱ってしまう。(30代男性・子供1人)

・天真爛漫キャラの娘に対して、ついがみがみ言ってしまう。(30代女性・子供2人)

・とにかくふたりっきりの毎日で、イライラすると矛先をどこへ向けていいか分からない。(20代女性・子供1人)

・夜中に何度も、お茶や牛乳を欲しがり大泣き。毎日なので寝不足が続いてイライラ。(30代女性・子供1人)

・帰宅直後で疲れているような時に、「遊んで」「絵本を読んで」 としつこくせがまれ、ごまかすと大泣きされる。 つい「うるさい!」「静かにしろ!」と怒鳴ってしまう。当然、家内からも叱られ、余計にイライラ。少しでも相手をしてやればいいのだけど、そうすると「もっと」とせがむしなぁ。(30代男性・子供2人)

・常に「でも…だって…」と、まったくイエスと言ってくれない娘。かわいいと思いたいけど、常にイライラしてしまう自分に自己嫌悪。(30代女性・子供2人)

 

・自分や主人がまだまだ精神的に子供で、自分の子供相手に些細なことでムキになって怒ってしまい、感情コントロールができず悩んでいる。(30代女性・子供3人)

2/2 子育ての悩みランキング [チビタス特集] All About

 

他にも番外編でこんな悩みが紹介されています。

 

・初めての子育て(年齢的にたぶん最初で最後?)で、すべてが悩みながらの連続。(40代男性・子供1人)

・生活リズムが悪い。親がちゃんとしなきゃ、とは分かっているけど難しい。自分の都合で子供を振り回しているかと思うと罪悪感。(20代女性・子供1人)

・家事との両立が下手で、子供ばかり相手にして家事ができなかったり、家事ばかりに集中して子供をほったらかしたり…。(30代女性・子供2人)

・自分は地方で育ったので、都会との教育環境の違いに戸惑っている。(30代女性・子供2人)

・つい、まわりの子と比べてしまう。(30代男性・子供1人)

 

・子育てに没頭してしまい、自分の「ママ」以外の面がなくなりそう。(30代女性・子供1人)

 

以下に先ほどのアドバイスが空虚なものかお分かりでしょう。もし「偽善」であると自覚していない人がいれば,そういう人は悩まないんです。そもそも相談しません。だってそれでいいと思っているわけですから。

 

少なくとも子育てに悩んでいる人に「偽善を自覚せよ」と言うことで,何か良いことを言ったかのように思わないでほしいものです。