いつか朝日が昇るまで

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「魔法の言葉」なんていかがわしい言葉は子育てでは役に立たない

「魔法の言葉」なんてものあるなら,子育てとても楽ですね。でも実際にそんなものなんてないんですよ。以下の記事はタイトルに「魔法の言葉」と入れていますが,原文の方のタイトルには「魔法の言葉」なんて入ってないんですね。

 

子どもがウソをつかずに本当のことを言いたくなる魔法の言葉 : ライフハッカー[日本版]

 

で,実際に原文の方を確認してみると実際のテーマは子どもについて書かれているわけですから,①才能よりも努力でほめろ,②睡眠の重要性,③正直な子供を育てる方法,④子どもはルールが必要だ,⑤10代の子供と言い争うことは普通のことで健全だ,⑥子どもの前で配偶者とけんかすることは良いことだ,⑦感謝の日記をつけることで素敵になれる,という7つ書かれており,このうちの③を上記の翻訳記事は取り上げているわけです。

 

Good Parenting Skills: 7 Research-Backed Ways to Raise Kids Right

 

上記の翻訳記事では以下のように紹介されています。

 

書籍『NurtureShock: New Thinking About Children』によると、子どもがウソをつく理由は、親を喜ばせたいから。つまり、「本当のことを言ってくれたら嬉しいな」と伝えることで、彼らは本当のことを言ってくれるのだとか。

 

実に効果的なのが、「もし覗いてたとしても怒らないから、本当のことを言ってくれると嬉しいな」というような言葉。そう言うことで、子どもに免責を与えると同時に、正しい立場に戻るための道筋を提示できるのです。Talwar氏はこの最新の研究結果について、「小さい子がウソをつくのは親を喜ばせたいから」と説明しています。"真実が親を喜ばせる"という事実は、もともと"良い報せ"というウソによって親を喜ばせようと思っていた子どもの考えと、真っ向から対立するのです。

 

ここら辺を見ていただければどこにも魔法の言葉はありませんし,こういうのって常識ですよね?

 

幼児教育の現場で×をつけられたある子供が泣き出しました。直せばいいと思うわけですが,お母さんが○ではないと怒るというのです。だから○にしてほしいと。つまり親を喜ばせることが目的であり,○なのか×なのかというのは子供には関係ないわけです。

 

それでこういうことって聞いたことがあるわけでして,これを「魔法の言葉」と言って紹介する必要性を感じません。またそんな言葉があるなら⑤のなんて必要ありません。「魔法の言葉」なのだから言い争う必要性がないからです。議論をすることで関係がよくなることもあるわけですし,何よりも違う人間なのですから相手が何でも素直に聞くなんてことは大間違いな訳です。

 

なぜここまで「魔法」という言葉に怒るのか。それはこういう本にも関係があります。

 

赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣 (PHP文庫)

赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣 (PHP文庫)

 

 

全くうちの子供は寝ませんでした(笑)。もちろんこのような本を読んで実践して寝てくれた子供もいるでしょうけど,決してそれは「魔法」ではありませんよね。もっともこのような本を大量に読むと親の「魔法」が解けるのかもしれませんが(笑)。