いつか朝日が昇るまで

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預け先を探せない!!~ベビーシッター事件に思う

ベビーシッターに子供を預け,その子供が殺させてしまうという痛ましい事件が起こってしまいました。それで預けたお母さんの会見も開かれ,容疑者が今回は偽名を使ってシッターをしていたようです。

 

 龍琥ちゃんの母親「去年『シッターズネット』で(物袋容疑者と)知り合って、預かってもらった事があって、いつもは下の子を預けていたが、上の子(龍琥ちゃん)を預けた時に顔がはれていたり、背中にあざがあったりして。(Q:以前、物袋容疑者に何回くらい預けた?)定期的だったので、週2回。(Q:あざがあったのは何回?)上の子(龍琥ちゃん)は2回ありました。(Q:どのようなあざ?)1回目は分からないようにほっぺがはれていて。だから気づけなかった。2回目はお風呂に入っている時に背中にあざが」

 

 その後、龍琥ちゃんの母親は物袋容疑者に預けないようにしていたというが、今回、物袋容疑者は名前を変えていたため、分からなかったという。

 

 龍琥ちゃんの母親「(Q:なぜ今回預けた?)その人(物袋容疑者)だと分からなくて。分かっていたら預けてなかったです。名前を変えていたんで。山本という名前で。(Q:物袋容疑者だと分かったのは?)ニュースを見て。あの時助けられなかったので『ごめんね』としか言えない」

 以前「あざ」も…シッターの偽名で気づかず(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

 

なぜそこまでして容疑者がベビーシッターを続けていたのか分かりません。それは何か理由があったのかもしれません。一方,ベビーシッターに預けることで生活が成り立っている方もいるわけで,利用している人にとってはこういうサイトはとても貴重な訳です。利用したことがない人は,見ず知らずの人に子供を預ける危険性を説いて反対するわけです。以下の記事はそれが分かりやすく書かれています。

 

「ベビーシッターサイト」を「こわい」と感じる人と「ありがたい」と感じる人と - いつか電池がきれるまで

 

 

このようなベビーシッターの問題は,アメリカでも多く起こっています。アメリカはベビーシッターに預ける人が多いと言われますが,知り合いに頼むか,ネットで頼むか,これはアメリカでも誰でもいいという訳ではないでしょう。実際に事件も起きています。

 

日本とアメリカのベビーシッター事情ってどうなってるの? - NAVER まとめ

 

こうした流れからベビーシッターに預けることの是非の問題にばかり焦点が当たってはいけないと思います。ベビーシッターに預けるのが良いか悪いかという問題ではなく,子供をどう預けるかという問題を考えなければならないからです

 

実際に問題は預け先がないということでしょう。しかし,急に預け先が増えるわけでもなく,このようなベビーシッターサイトに頼らざるを得ない面はあるかと思うのです。ただ子どもを預かるということが誰でもできるのか,これは大きな疑問です。

 

今回のお子さんを預かった方の記事が紹介されていました。他人の子供を預かるということ。これは育児経験があったとしても大変なことだと思うわけです(孫の面倒だって大変な訳ですから)。

 

龍琥君の母親と自分の母親が同じ飲食店で働いていたという女子中学生(15)は2~3月に3回、龍琥君の母親がいない間に兄弟を預かったという。DVDを見せるなどしたが、龍琥君は「ママ、ママ」と口にした。「ママが居なくてさみしい?」と聞くと、泣いて手がつけられなくなったこともあったという。

 「ママ、ママと泣いた」 死亡男児預かったことある少女:朝日新聞デジタル

 

 

見出しもそうなんですが,預けられることに慣れていない子どもは「ママ,ママ」と泣くのは当たり前ですよね。これを「手がつけられない」と評してしまう時点で子供を預けることはできないでしょう。

 

理想としては保育園で預かってもらえる方が良いわけですが,たとえ待機児童問題が解消されるにしても,すぐではないでしょう。子育てが大変なお母さんは今,大変な訳で,3年後に楽になると言われても何の励みにもなりません。

 

そういう中でベビーシッターの紹介サイトが出てくるわけですね。民間のベビーシッターサイトに関しては,利用に関して注意を促すぐらいしかできないかもしれません。行政としては子育てサポートという形で支援することは可能です。実際にファミリーサポートという制度があります(以下は横浜市の場合)。

トップページ | 横浜子育てサポートシステム

 

横浜市では子供を預かるために資格は必要としていませんが,3日間の研修が義務付けられています。これだけでもマッチングサイトで頼むよりも信頼できるかもしれません。

提供会員になるには | 横浜子育てサポートシステム

 

以下のような場所も横浜市にはあります。こちらは理由を問わず一時保育で預かってもらえます。

NPO法人あいあい

 

少し割高ですが,家で子供を見てもらうのであれば,こういうものも利用できます。

子育て支援W.Co|ワーカーズコレクティブとは

 

こういうような場所を活用しながら乗り切っていくしかないというのが現状です。後はママ友同士で協力していくこと。そういう意味でも以下の記事で書いたように住む場所というのはとても重要です。

子育てには何が必要か~これから親になる人のために - いつか朝日が昇るまで

 

行政側にはこういうものを利用しやすいように告知したり,援助したりして積極的に育児支援をしていってほしいと思います。これは横浜市の事例ですが,皆さんのところはどうでしょうか?