いつか朝日が昇るまで

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教育すれば良いだけなのに若者批判をする人たち

以下の記事を読んで,これって若者,とりわけ新入社員の問題だけなの?とモヤモヤしました。情報収集の多様化って若者だけの問題ではありませんよね?しかもタイトルでは「若者」とあるのに中身は新入社員に対してなんですよね。なんでこういう話になってしまうのでしょうね。

 

若者の情報収集に欠けている「ある視点」 | 高城幸司の会社の歩き方 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

この記事では「若者」=「新入社員」として,新聞を読まないとしていますが,実際には30代,40代も新聞を読む時間が減っているわけで,若者,新入社員に限定するのはよく分かりません。

 

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「情報通信白書」側では減少「率」では無く、減少「時間」に着目し、新聞の動向について「全年代で減少傾向にあり、特に40代以上における減少幅が大きく、テレビ放送と新聞では異なる傾向となっている」と解説している。

 

5年の間にこれだけ変わる…テレビ視聴と新聞購読時間の変移をグラフ化してみる(2011年版情報通信白書より):Garbagenews.com

 

 

おそらく以下の流れから新入社員に限定しているわけですが,以下のことは何も新入社員に限ったことではありませんよね。年功序列,終身雇用が崩れた今の時代に安全運転を考える人が多くても不思議ではないでしょう。

 

新入社員の特徴を毎年分析している日本生産性本部は、2014年度のタイプを「自動ブレーキ型」と名付けたようです。ちなみに昨年は「ロボット掃除機型」、さらにさかのぼると奇跡の一本松、ハヤブサ、と時代を象徴するようなキーワードを用いているのがわかります。そう考えると自動ブレーキは旬な感じがしませんが……。詳細を読んでみると、

 

〈知識豊富で敏感。就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、壁にぶつかる前に活動を終了。何事も安全運転の傾向がある。人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足との声も。どんな環境でも自在に運転できるようになるには、高感度センサーを活用した開発(指導、育成)が必要〉(平成26年度・新入社員のタイプより)。

 

 

さらに、危機を回避するために情報収集する能力が高いとのこと。最近は「ブラック企業」問題が社会的関心を集めたこともあり、就職先企業の情報収集に熱心になる傾向があるのかもしれません。

 若者の情報収集に欠けている「ある視点」 | 高城幸司の会社の歩き方 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

 

このような話をした後に,前述したような情報収集の仕方の話になるわけです。若者はスマホで情報収集していてそれでは不十分だということ。その理由は以下だと筆者は述べるわけです。

 

当方が新入社員に気づいてほしかったのは

 

《仕事のために行う情報収集の方法は何とおりもある》

 

ということ。

 

たとえば、取引先と会話をするためには、新聞や雑誌を読むことも必要です。なぜなら相手が読んでいるから。相手のプラットフォーム(具体的には紙の)に合わせて情報収集しなければ、仕事が円滑に行えないかもしれないからです。

 

(省略)

 

 

関係者と円滑に仕事を進めるために必要な情報収集のプラットフォームは何か?自分が調べやすいからスマホだけ……でなく、相手に合わせて行う発想を、新入社員には持ってもらえるように指導をしていきたいものです。

 

相手に合わせて情報収集するのは当たり前ではないですか?それぐらいのことはやると思いますし,ここにも書かれているように「指導」すればいいだけの話ですよね?それは企業がこういう風に情報を得て,働いてほしいと言えば良いだけのことで,何も新入社員を批判する必要もないし,情報収集の仕方は様々な訳ですから,30代,40代,50代の社員にも指導していく必要があるわけですよね?

 

いつの時代にも「最近の若いやつは…」という言葉が出てくるわけですが,こういう教えれば良い内容で批判するようにはなりたくないものですね。