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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

今年から塾講師を始める大学生へ

日々のくらし

以下のエントリーを読みました。内容は「生徒に手を出すな」という内容なので,塾アルバイト歴10年以上の私がもうちょっと違うアドバイスをしたいと思います。私自身は家庭教師はほとんど経験したことがないので(知り合いに教えていた程度),今回は塾講師限定にします(現在は小学生に教えています)。

今年から塾講や家庭教師始める大学生へ

 

1.誰を対象に教えるか

まず塾講師を始めるに当たり誰に教えるのかというのがとても重要です。なぜかというとそれによって時給が大幅に違います。私の経験上,高校生>小学生(中学受験)>中学生の順番で時給が高いという印象です。ただし,小学生でも中学受験を対象にしないクラスの場合は安いということと,中学生と小学生の両方を教える塾だと両方とも同じ時給ということが多いと思います。

 

ですので,大学受験を頑張って,大学受験に関して自信のある方は高校生対象の塾でアルバイトをするのが良いのではないでしょうか。ただしみんな時給を見て塾講師に応募するわけですから,経験が問われて,高校生対象だとなかなか難しいという場合もありますので,注意が必要です(ただし学歴でかなり違います)。そういう意味では中学生対象の塾はバイトしやすいというのがあるでしょう。

 

小学生も中学受験を対象にした塾となると,経験が問われるので,時給が高いところは雇ってもらえないかもしれません。

 

また当然ではありますが,小学生,中学生,高校生とそれぞれ対象にする年齢が違うわけですから,接し方も全く違います。経験上,思春期の中学生はとても難しかったです。「あの先生嫌いだから勉強しない」と平気で言う生徒もいるわけで,塾長も担当の先生を変えざるをえないという状況になりました。

 

ある先生は中学生にはものすごい嫌われていましたが,小学生には「いい先生」と言われていました。対象年齢によって大きく評価が変わるということも念頭に置いた方が良いでしょう。 

 

2.個別か集団か

個別というのは大学生のアルバイトで回っているようなところですから,アルバイトがしやすいというのは間違いありません。しかし,個別の時給はとても安く,高くても1500円とかです。だから塾の講師をして稼ぎたいと思っている人には向いていないでしょう。

 

一方,集団塾の場合は様々で安いところは2000円ぐらいから高いところになると5000円とかそれ以上のところもあります。先ほど言いましたように誰を対象にするかによっても大きく時給が変わるのが特徴です。

 

ただし集団塾の場合,勉強ができるということも確かに重要なのですが,生徒との関係をどう築き,どのように教えるか,どう生徒に勉強させるかという授業運営のテクニックが問われる部分が大きいと思います。かの林修先生も次のように言っています。以下はプレゼンについての記事なのですが,塾の講師についてもいえることです。

 

 

林修の 仕事がうまくいく「話し方」講座 (別冊宝島 2061)

林修の 仕事がうまくいく「話し方」講座 (別冊宝島 2061)

 

  

――最後に、プレゼン上手になるためにアドバイスをください。

いちばんてっとり早いのは、自分のプレゼンをビデオに撮って見ることですね。僕自身は、自分の授業をずいぶん見直しました。また、落語家やお笑い芸人など、プロの話し方は勉強になります。うまいと思うのは、西の桂雀三郎、東の春風亭小朝。やわらかな“間”がすばらしいですね。

 

でも、プレゼン下手の原因は、話し方にもありますが、それ以上に戦略そのものがなっていないことにある場合が多いのではないでしょうか? 誰に対しても同じような話し方、手法でプレゼンをする人がいますが、それではダメですよ。僕も授業の際、「目の前にいる人たちに通じる言葉は何か?」を考え、時代や地域によって言葉を変えています。同じパータンでプレゼンをするというのは、そういう思考に欠けている証拠です。

"いつやるか? 今でしょ!"の林修先生が伝授! 「仕事で成果を上げる思考法」(1/4) - ウレぴあ総研

 

 どう伝えるかってとても難しくて,結局どんなにいい授業をしたと自分が思っていても,生徒が聞いていなければ,「あの先生の授業は分かりにくい」と言われてしまいます。塾講師の世界はシビアな世界でもあり,生徒アンケートなるものが取られて評価されてしまうのです(私自身は生徒の機嫌を伺うようでよくないアンケートだと思いますが)。

 

ですから集団塾を希望される場合は,人前で話すことが好きだとか得意な人が選んだ方が良いですが,苦手な人は個別の方が良いでしょう。以前,「先生になりたい!!」と言ってきた大学生が,生徒との関係がうまくいかず,すぐに塾講師を辞めてしまったということがありますので。

 

また派遣登録をするという手もありますが,間に業者が入るので,もらえる時給は少なくなります。私はあまりお勧めできません。

 

3.何を基準に塾を選ぶか

最後に私が塾を選ぶ際に基準としている点を紹介します。

  1. 時給
  2. 付帯業務
  3. 先生の自由度
  4. 塾の雰囲気

1に関しては誰もが考えていることなので省略します(高い方が良いですよね)。2は塾によってかなり違います。授業準備は時給に含まれるということで,授業前30分前に来ることを促す塾もあります。もちろん無給です。また電話かけなども付帯業務として無料で行わせる塾もあります。

 

さらに研修。これは多少のお金が出るのですが,出席しなければならないとなるとかなりの負担になります。授業時間以外にどのような業務をしなければならないのか,これは事前に必ず確認しておきましょう。

 

3に関しては人によって見解が異なると思います。塾によってはマニュアルがしっかりと用意されていてその通りにやればよいというところがあります。お金のためだけというのであれば楽かもしれません。しかし,一方で自由度がありませんので,自分が教えたいことがある場合は,窮屈に感じるところが多々あります。

 

 

そういう意味では個別はカリキュラムはないですから,自分の好きなように教えられるというメリットがあるでしょう。

 

最後に塾の雰囲気ですが,これは体育会系の塾や静かな塾などさまざまあります。塾によって雰囲気がかなり違います(これは意図的に演出している部分があります)。ですから,そういう雰囲気も確認した方がいいでしょうね(これは研修中に確認するしかないのですが…)。

 

さいごに

とりあえずざっと思いついたことをまとめてみました。大学生という限られた時間を有意義に過ごすためにも,もし塾講師をしてお金を稼ごうという方はぜひ参考にしてください!!