いつか朝日が昇るまで

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ベビーシッター事件から1か月~朝日新聞神奈川版より

あのベビーシッター事件から17日で一か月が経ちました。今回の事件は現場こそ,埼玉県でしたが,預けた女性は横浜市の方でしたから,朝日新聞の神奈川版がこの事件の特集をしています。

 

この事件が起こった時に以下の記事を書いて横浜市の現状をお伝えたしたのですが,今回の朝日新聞では利用者の声も含め,もう少し詳しく伝えています。

預け先を探せない!!~ベビーシッター事件に思う - いつか朝日が昇るまで

 

この記事では神奈川県の子供預かりサービスのメリットとデメリットを以下のようにまとめています。(朝日新聞 2014年4月17日 29面神奈川版,以下,引用はすべてこの記事からです)

 

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横浜市では「24時間型緊急一時保育」を以下のように利用できるようになっています。

 市内2か所の認可保育園で,夜間や宿泊も含めて24時間365日,原則連続3日まで預かる。

 生後6か月から就学前を対象に定員は各6人。電話で園に直接申し込み,利用する理由や緊急連絡先を伝える。料金は年齢に応じて午前7時~午後7時は400~600円,午後7時~翌7時は500~700円(1時間あたり)で,上限は1日1万円。市によると12年度は1962人が利用している。

 

また横浜市には生後57日から預かる「乳幼児一時預かり」もあります。

「たまには1人で美容院に行きたい」など理由は問わない。1時間300円以下と利用しやす料金設定なのも特徴だ。 

 

他にも横浜市にはファミリーサポートなどもあります。

トップページ | 横浜子育てサポートシステム

 

私自身も横浜市に住んでいるわけですが,実際にはこれらのものを利用したことはありません。なぜなら申し込んでも定員が一杯で利用できなかったからです。この記事に書いてある以下の方と同じ状況です。ただ私の場合,結局仕事を休んでネットでは探しませんでした。

 

 7歳と4歳の娘がいる横浜市保土ヶ谷区の女性(42)は,事件で亡くなった男児の母親が利用していたシッターと利用者をつなぐマッチングサイトを利用した経験がある。

  次女の出産直後と自身のインフルエンザにかかった際にサイトを通じ,保育士資格を持ち子育て経験がある50代の女性を契約した。

 最初からサイトで探そうと思っていたわけではない。認可保育園の一時保育に問い合わせたが満員だった。シッター会社にも頼んだが,料金が高く毎回違う人が来ることに不安を覚えた。個人契約も考えたが,身近に頼める人がおらず「ネットで探すしかなかった」。

 サイトのシッターの中には,メールをやりとりしているうちに返信が来なくなる人や,実際に会うと宗教の勧誘チラシを渡してきた人もいた。一方で,幼児教育や体操を専門にする人もいるといい「頑張って探せばいい人がいるし,一度見つければ同じ人に頼み続けられるのも魅力」と話す。

 

確かにうまく見つかればいいと思うわけですが,なかなか難しいでしょう。今回の事件と同様,事件が起こった時に母親の責任論が噴出するという現状は何とかしたいものです。悪いのは利用者ではなく犯人です。

 

私が思うの重要なのは預かる場所です。シッター宅では何があるか分からないので,自分の自宅が無理なのであれば,子育て広場などの他の子育てをしている人の目が行き届く場所で預かってもらうなどの対策が考えられるでしょう。もっとも夜間は無理なのですが。

 

実際に厚生労働省はシッターを利用する際の留意点を以下のように発表しています。参考にしてください。

  •  保育場所を事前に見学する。
  • シッターの身分証のコピーをもらう

 (上記のものは朝日の引用ですが,詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください

ベビーシッターなどを利用するときの留意点 |厚生労働省)

 

さいごに

今回のような不幸な出来事を誰に責任があるかだけで終わらず,構造的にこのような事件が起こりうる現状というものを改善する方向に向かってほしいものです。くれぐれも一時期流行った「自己責任」で終わらせてほしくないものです。

 

 

 

保育の質と子どもの発達 アメリカ国立小児保健・人間発達研究所の長期追跡研究から

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