いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

地方移住の若者が増えているという報道の一方で島根県は人口70万人割れ

今回,ゴールデンウィークの休みを利用して島根県に2泊3日の旅行に来ました。明日には出雲大社にお参りの予定です。あいにくの雨で辛いのですが…。そんな中,以下のニュースを読みました。若者の地方移住への関心が高まっているようです。

 

 以前は団塊、今は若い世代

地方への移住を支援するNPOに相談を寄せた人のうち、20代から40代の人の割合は去年までの5年間で2倍近くに増えていて、若い世代の人たちに地方への移住についての関心が広がっています。地方への移住を支援するNPO「ふるさと回帰支援センター」によりますと、相談の件数は、6年前の平成20年は50代以上がおよそ70%と、中高年が大半を占めました。

それが去年は20代から40代が54%と、6年前と比べて2倍近くに増え、若い世代が半数以上を占めるようになりました。

以前は定年後の生活を見据えた団塊の世代からの相談が多かったものの、今は地方を仕事の場として考える若い世代からの相談が増えてきているということです。

一方、地方では雇用情勢が厳しいところも多く、支援センターでは、移住先にどのような仕事のニーズがあるのか十分に調べる必要があると指摘しています。

「ふるさと回帰支援センター」の嵩和雄副事務局長は、「みずから起業することを考える人も増えてきている。都会から見た田舎のよさをきちんと見いだすことに可能性があると思う」と話しています。

 地方移住 若者の関心高まる NHKニュース

 

 

「そうか,若い人も田舎暮らしをしたいのか」と他人事であったのですが,島根県に来て目にしたニュースはNHKのニュースとは全く逆です。

 

 島根県は28日、4月1日時点の推計人口が69万7489人と、70万人を下回ったと発表した。国勢調査で最も人口が多かった1955年の93万人弱に比べ25%減少した。都道府県では鳥取県に次いで全国で2番目に少ない。

 

 3月1日時点より2636人減った。4月は卒業や入学、転勤などによる社会減が多く、減少幅が大きかった。県は2000年ごろから都市部との交流や移住誘致など定住促進政策を進めているが、引き続き人口減に歯止めをかけるための対策が重要課題となる。

 島根県の人口70万人割れ 4月、55年の93万人から25%減 :日本経済新聞

 

人口減少に歯止めがかからない。「人口減に歯止めをかける対策を」と言っておりますが,具体的に何なのかこちらで放送を見ていてもよく分かりませんでした。島根県のホームページには「県民ホットライン」として以下のようなやり取りが掲載されています。

 

【提案No.5】 4月1日受付

 

Q:人々が島根に住みたいと思えるような取り組みをしてください。

 

 島根県の人口が少なくなっているのは、はっきり言って魅力がない、働ける職場がない、医療、福祉が十分でない、そして人間関係が保守的で変化を拒む気風は煩わしいから嫌だと思われていることです。

 しかし、県がやっているのはただU・Iターンを呼びかけるだけです。本当に人口流出を防ぎたいのならただ「帰ってこい」というのではなく、安心して暮らせる町づくりをすべきではないでしょうか。「たまに来るのはいいけれど、住みたいとは思わない」、それが今の島根です。

 身内同士でさえ互いに干渉し、個人情報の流出やプライバシーの侵害を考えないところが島根にはあります。

 そして一番やってはいけないのはこうした意見を無視することです。それではこの提案用紙の意味がありません。

 

 

【回答】 4月7日回答

 

A: 今後も、優れた地域資源を活かしながら、一人でも多くの人が島根に定住できるよう取り組んでいきます。

 

 島根には、豊かな自然、伝統的な文化、温もりのある人間関係、ゆとりある生活環境など、これからの成熟した社会の中で求められるものが、数多く残されています。

 また、地域の特色ある資源、高度な技術が支える独自の産業、さらには新たな産業の芽があります。

 これからの島根の発展を考えるとき、これらの優れた地域資源に磨きをかけ積極的に打ち出していくことが必要であり、これにより、雇用が増え、若者が島根で暮らしたい、ふるさと島根に帰りたいと思えるよう、また、そう思う若者が一人でも多く島根に定住できるよう取り組んでいきたいと考えています。

(政策企画局政策企画監室)

島根県:人口減少の原因について

 

全く具体性はありません…。それは県民も怒るでしょうね。しかし,ではどうすれば良いか?というとなかなか良い手はないのかもしれません。企業誘致のために税制で優遇するということは可能かもしれませんが,それでどこまで回復するのか。とても悩ましいところです。

 

こちらの放送で島根県歌が流れていました。1951年に作られたそうです。

 

 三、 香りゆかしき 伝説の

み国譲りの 往古(むかし)より

こゝろ一つに むつびあう

九十万の 県民の

平和の歌は 今ぞ湧く

あゝやすらけき わが島根

 島根県:県民の歌

 

これを歌い続けるの辛い…。