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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

バイト歴約20年が驚きだと言われたので

日々のくらし 考え方

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以下の記事を5月24日に書きまして,多くの人に見てくれたようでありがとうございます。

バイト歴約20年の私が見るすき家問題 - いつか朝日が昇るまで

 

まず雇用保険の件に関して多くの方に指摘いただきましたが,アルバイトでも以下の条件に当てはまる人は雇用保険に加入しなければならないので,アルバイトに失業手当がないというのは間違いです。改めて謝罪と訂正をさせてください。申し訳ありません。

 

 雇用保険

雇用保険は、労働者が失業した場合に、生活の安定と就職の促進のための失業等給付を行う保険制度です。事業所規模にかかわらず、①1週間の所定労働時間が20時間以上で②31日以上の雇用見込がある人を雇い入れた場合は適用対象となります。雇用保険制度への加入は事業主の義務であり、労働者は自分が雇用保険制度へ加入しているかどうか、ハローワークに問い合わせることも可能です。保険料は労働者と事業主の双方が負担します。

 人を雇うときのルール|厚生労働省

 

私自身も雇用保険を払っていたことがありましたが,その時は失業保険をもらうまで他の仕事をしないということが考えられず(生活費のため),辞めるときは次の仕事を見つけているという状態でした。とういうことで失業手当がないと思ってしまいました。

 

ただ実際に自己都合で辞めた場合は支給日が以下のようになります。そのためその間をどう食いつなぐかは重要です。

 

ハローワークで求職の申込みをした日を受給資格決定日といいます。その日から7日間を待機期間といい、7日目を待機満了日といいます。

 

この7日間に仕事をすれば失業状態とは認定されず、失業保険の給付は遅れることになります。

 

7日目の待機満了日に雇用保険説明会(初回講習)がありますので必ずハローワークに行かなければなりません。

 

会社都合で退職した人は待機満了日から約1か月後には失業保険がもらえますが、自己都合で退職した人は3か月の給付制限という期間を課せられるので、約4か月後からの給付になります。

 

その後、4週間ごとに指定された日時にハローワークへ出かけ、失業の状態であるかどうかを失業確認申告書で申告をする必要があります。

 

失業の状態が確認できれば失業保険の給付金が数日後に振り込まれます。失業の認定を受ける日を失業認定日といいます。

 

最初に振り込まれる失業保険は待機期間の7日間分はもらえないので、3週間分となります。

 

 

最初に受給できる正確な失業保険の基本手当の日数は次のように計算します。

 

自己都合退職の人は、給付制限満了日の翌日から2回目の失業認定日の前日までの日数分が給付されます

会社都合退職の人は、待機満了日の翌日から最初の失業認定日の前日までの日数分が給付されます 

 失業保険はいつからもらえる - 失業保険でがっちり!

 

もちろん支給がされるまでアルバイトは禁止されていませんが,雇用保険に入らなくても良い範囲でしか認められていません。

 

 具体的には、1週間の労働時間が20時間未満のお仕事(アルバイト)であればOKです。アルバイトとはいっても、正社員と同じぐらいの勤務時間で、尚且つ長期勤務だったりすると「就労」したとみなされ失業保険の支給はストップします。

 

つまり、雇用保険の加入条件を満たさない程度のお仕事であればOKということになります。雇用保険の加入条件は以下の通りです。

 

■ 1週間の労働時間数が20時間以上

■ 雇用期間が31日以上

 

この2つを同時に満たす場合は雇用保険に加入しなくてはなりません。雇用保険に加入すると直ちに失業保険は打ち切りになりますので、失業保険をもらいながらアルバイトをする場合は、この点だけ注意してください。

 失業保険受給中のアルバイト | 退職したら最初に見るサイト

 

ということで失業保険をもらうとしたら,1週間20時間未満の労働か,短期のバイトで食いつなぐしかありません。ですので,現実的にはバイト生活で失業保険をもらうというのは厳しいと思います(もし何か間違いがあればご指摘ください)。

 

バイト歴20年ということ。そして生活するということ

さて,ここからが本題ですが,バイト歴に関してびっくりされる方が多かったのでこちらをもう少し説明させていただきます。

 

私は研究を続けたいという意思があったので,正社員になるという選択肢がそもそもありませんでした。また研究を続けたかったので,なるべく時間を取られない仕事と考え,もっぱらここ10年は塾業界で働いています。ですから正社員になる機会はあったのかもしれませんが,選択していないということです。

 

しかし実際に塾だけで食べていくというのは厳しいものがあります。ブコメでも「20年食えるならいいのでは」という内容のコメントがありましたが,基本的に塾だけでは生活費しか出せません。時給は高いのですが,それ以外の拘束時間及び付帯業務が多い,さらにそもそも小学生や中学生は日中学校に行っているわけですから,その時間の仕事はありません。

 

そういう状況ですので,塾業界で生活していくには①多くの授業を担当するか,②時給を上げるかのどちらかしかありません。20代のころは①を選んだのですが,救急車で運ばれたことがありまして,また結局研究する時間がなく,ほぼ正社員の変わらない生活なので,②を追及することにしました。

 

ただ②は働く側が決めるわけではなく,雇う側が決めるわけですし,時給が高い仕事は働きたい人も多いわけですから,なかなか決まらないわけです。私もいくつか落ちました…。でも幸運なことに紹介で時給が高い塾の仕事を紹介してもらい,人並みの生活はできるようになりました。

 

しかしそれだけでは貯金はできません。妻と結婚した時,貯金は30万あるかないかでした…(本当に申し訳ありません)。それで外では塾で稼ぎ,家では違う仕事を請け負うという形にして,こちらを貯蓄に回しています。こうして20年バイトを続けているわけです。そういう意味では生きていられるのは幸運です。ただ当初の目的であった研究は滞っていますが…。

 

昨年から個人事業主になり,何とか生活をしているという感じです。詳しくは以下の記事もご覧ください(こちらではフリーランスという言葉を使っていますがアルバイトと並行して行っていることです)。

私がフリーランスで生き残るために心がけている10の方法 - いつか朝日が昇るまで

収入源はたくさんなければ生きられない - いつか朝日が昇るまで

 

それでこうやって生活していて思うのが,雇用形態に関わらず生活できることが必要だと思うわけです。自分は運よく生きていますが,飲食業などの時給では生活できてもかなり苦しいのが現状だと思います。これは個々の飲食業の問題ではなく,日本全体の問題だと考えているので,どう制度設計をするのか。今後も考えていきたいと思います。

 

 

 

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