いつか朝日が昇るまで

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「トンデモ助言」にもプラス,マイナスあるよね

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以下の記事を読みました。このような助言は日常的になされていますし,いわゆる「自然派」を自称している助産院などでは出産だけでなく,その後のアドバイスにも「トンデモ」だと思わせるものは多々あります。

「あんたのお乳は腐っている」―医療関係者のトンデモ助言に泣く母親たちよ、立ち上がれ! | 森戸やすみ

 

最近では母乳信仰というのが上げられますね。なんでもそうなのですが絶対に正しいというものは世の中にないので,どんなものにもリスクや副作用があるものです。最近話題になったのは乳幼児の「くる病」がそのひとつです。その原因のひとつに完全母乳育児が上げられていました。

 

乳幼児に増える“くる病” 育児のココに要注意


北中さんによれば、ビタミンD不足による“くる病”の背景には、最近の子育ての状況があるといいます。
その1つが、赤ちゃんを母乳だけで育てることです。
都築亜弥さん、優菜ちゃん親子です。
乳児の時期は、粉ミルクを飲ませることなく、母乳だけで育てました。

都築亜弥さん
「母乳で育てる、それが当たり前、普通だと思っていた。
私の周りも、みんな母乳だった。」

母乳育児には、さまざまな長所があり、1980年代の末から、ユニセフやWHOが推進。
現在、国内でも広く推奨されています。
ただ、母乳だけだと、ビタミンDが不足しがちなことに注意が必要だといいます。

東京大学大学院 小児医学講座 北中幸子准教授
「母乳栄養は赤ちゃんにとって、とてもいいことだが、ビタミンDだけは、ミルクに比べ、非常に少ないと分かっている。
ビタミンD欠乏性くる病になっている子どもは、ほとんどが完全母乳栄養の方に起こっている。」

乳幼児の“くる病”にご注意!|特集まるごと|NHKニュース おはよう日本

 

さらに母乳育児に関しては栄養価だけではなく親子のスキンシップに必要だとかいろいろ言われるわけですね。それで母乳が出ない人は悩むわけです。「自分は母親失格ではないか」と。だからこういう一つに方向に向かうものは注意が必要ですし,本来はそういう悩みを解決するのが助産師や保健師の役割のはずですが,その悩みを助長するような方向へ行っているようです。

 

ただ一方で母乳育児を子供とのスキンシップの一環としてとらえ,それで子育てに自信が持てたという人もいるわけで,人によってとらえ方も違いますし,その助言をどのようにとらえ,自分の中で処理していくかが重要でしょう。

 

私の身近にもこうした経験をした方がいます。その方が断乳のために助産院を尋ねたところ子供が白衣におびえたそうです。そこでその理由を母親が答えたら「焦りすぎだ!!子供に謝りなさい」と言われたそうです。そのお母さんは子供に早く自立してほしいと一時保育に預けることをしていたら,子供が白衣やエプロンに怯えるようになったとのこと。先ほどの助産師の発言はそれを受けたものです。

 

その助産師さんは母乳マッサージの腕はとても良いのですが,人によっては厳しい発言が目立ちます。だからどこが大事で,どこが必要ないか,こちらの側で選んでいく必要があるわけです。そのため先ほどの記事の以下の結論は納得できるものです。

 

現在は初産年齢が上昇し、高学歴なお母さんや社会経験を積んで調査能力・問題解決能力を身につけたお母さんが増えています。おかしな助言だなと思ったらそれをソーシャルメディアで相談したり、ブログに書いてみたりしてみてはいかがでしょうか。実際、確かな調査・検証能力のある女性のFacebookページやブログが読者を集めています。身近な人からの助言や言い伝えや習慣、育児雑誌やネットの情報に「本当にそうなのかな?」と疑問を持ち、「胎内の子どもが語りかけてくる」「子どもは親を選んで生まれてくる」などと言ったスピリチュアルでファンシーな雰囲気が苦手な親ごさんたちを"実際的な親"と便宜的に名づけてみましたが、そういう実際的な親たちが集い、発信したら、とても大きな力になります。以前はワーキングマザーでさえ、忙しいため洋服や食品、情報誌などの育児産業の生産者からは購買層として魅力が少ないと思われていたそうですが、現在は立派なクラスタです。

「あんたのお乳は腐っている」―医療関係者のトンデモ助言に泣く母親たちよ、立ち上がれ! | 森戸やすみ

 

「トンデモ助言」を信じるか信じないかは両親が選択すれば良いわけですが,「トンデモ助言」にも良いものと悪いものがあるんですね。このような記事で上げられる「トンデモ助言」はマイナスのものが多く,ほとんどが母親を責めるようなものです。これは聞かなくても良いでしょう。でも時にプラスの「トンデモ助言」というのもありまして,上記引用にもあります「子どもは親を選んで生まれてくる」なんて,信じても害はないし,それで自分の子育てに自信が持てたらいいのではないですか?だから自分の子育てに都合のいいものは信じて自信にしていく。逆にマイナスの助言は聞き流す。

 

個人的にはこういう助言を母親だけが悩んでいるように見えるので,ぜひ旦那さんもそこに加わっていろいろ考えてほしい。そうすることで男性の育児に対する意識も変わりますし,男の側から見て「これおかしくない?」というのも結構あるわけですから,そういう話し合いも夫婦間で持てると良いのではないでしょうか?そういう意味ではマイナスの「トンデモ助言」もプラスになるかもしれませんよ。

 

 

 

女医が教える これでいいのだ!  妊娠・出産 (一般書)

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