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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

久しぶりに会った友人が別人になっていたという話

結婚・夫婦生活

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妻が子供を連れて友達夫婦の家に行ったのですが,その時に会った友達の旦那さんが別人のようになっていたようです。具体的には,以前はとても明るく,自分から話しかけてくれたのに,今回はあいさつすらできない。土日の休みを利用して行ったのにずっと寝ているなどです。

 

以前とは別人のように変わっていたので奥さんに聞いたら,「そうかなあ…」みたいな返事だったようです。奥さんの方の話を聞くと一人で二人の子供を育てて大変で,旦那さんは何も手伝わない。子供を連れだすことはないと言っていたので,私も「なぜそんなに手伝わないんだ!!」と思ったわけですが,実際に旦那さんに会った妻の話を聞くと「それは鬱でしょ」という結論に。

 

そんなに変わっていれば奥さんが気づくだろうと思うわけですが,先ほども書いたように返事は「そうかなあ…」という感じで,そこまで思いは至っていないようです。育児に大変でそこまで気が回らないのでしょう。また旦那さんとの関係がそもそも悪いので原因が何なのかまで考えるのも嫌なようです。

 

私の妻も鬱傾向がありますので,「ツレがうつになりまして」という以下の本を買って読んでいました。その症状に関して妻はいちいち納得しています(笑)。

 

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

 
その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

 

 

そこにツレがうつ病になるまでの変化が書かれています。まずツレは眠れなくなる。そして食欲もなくなる。風邪を引いたら治らないなどの症状が出たようですが,奥さんの方は全く気付かなかったようです。これはこの夫婦だけではなく,どの夫婦もまさか旦那がうつなんて思いますよね。

 

妻の友達の旦那さんはまだ仕事に行くことが可能です。これが仕事に行けなくなってから病院に通うとなると症状が進んでしまって大変です。妻もそれとなく奥さんに伝えようと思っているようです。

 

「その後のツレがうつになりまして」の「おわりに」にツレの言葉が載っています。こちらがウツの苦しみを表していると思うので紹介します(126~127頁)。誰でもうつ病になる可能性はありますので,こういう言葉は常に心にとどめておきたいものです。

 

 うつ病なんかになっちゃいました。

 病気になった当時の戸惑いと,会社を辞めて闘病生活を始めて,もうずっとずっと大変で,このままなんじゃないかと思っていたことを思い出す。

 傍目から見れば,きっと僕は恵まれていたし,気楽そうに生活をしていたかもしれないが,頭の中はいつでも,自分のミスで大切な試合に負けてしまった野球少年のようだった。何日寝ても試合の翌日のようなのだ。これは本当に困った。

(中略)

 それで,僕らの場合なのだけど,相棒が僕の病気を隠さず周囲に全て話していたこと。人の生きている姿の一つの形なのだと,僕に胸を張って生活するように態度で示していてくれた。 結果的にそのことが僕にとってはとてもありがたかった。もちろん,僕には自分の過失で病気になってしまったのではないかという負い目があったので,病気のことを語るのはとても恥ずかしかった。この本にも,「ツレうつ」を作ったときの僕の女々しい態度が報告されてしまっている…。

 それでも,相棒は「病気になったことは恥ずかしいことでもなんでもない」と言い続けてくれた。

 そうだ,人間は誰でも病気になるんだ。たいていの人は重い病気を人生の後半にする。そして死に至る道のりも病気のつらさと共ににゆく。

 だから病気のつらさを言葉にして他の人と共有することは恥ずかしいことでもなんでもないのだ。そして,人はどんなときであっても,自分の「生きざま」を誇れるのだとわかった。

(中略)

 低調なときに,自分自身を誇りに思うことはむずかしい。特にうつ病のようなクヨクヨする病気のときはなおさらだ。だけど,それでも,病気の人も周囲の人も,そのことを誇っていいのだと思う。そういう世の中にしたいから,僕は病気になった自分自身を誇りに思う。

 病気を闘っているみなさんも,その病気を誇りに思ってください。

 みんな本当にありがとうございました。

 

その後,ツレ夫婦には子どもが生まれ育児についての本が多く出されています。ちょうど我が家の育児とも重なり,ずっと読んでいました。これからの続編にも期待しています。みなさんもぜひ読んでみてください。こんな風に妻の友達夫婦も良い方向へ行くと良いのですが…。

 

ツレと私の「たいへんだ!」育児

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