いつか朝日が昇るまで

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父になるということ,母になるということ

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以下の記事を読みました。我が家は今第2子妊娠中です。第1子の子育てをしているときは本当に大変で必死で育児に関して振り返るという余裕はほとんどありませんでした。そして第2子の妊娠。妻もはらぐろぱんだ (id:guropan)さんと同じように,長男との時間を大切にしなければと一緒に遊んでおり,逆に妊娠中なのに大丈夫かと思ってしまいます。

子どもを初めてかわいいと思った日 - 話半分

 

男性の場合,妻の大きくなっていくお腹を見て,頭の中では自分が「父になる」と分かっているわけですが,実際に子どもを抱き上げてもそこで「父になる」という実感が湧きません。何か急に得体のしれないものが目の前に現れたという感じ。

 

私の場合,立ち会い出産をしたわけですが,妻が出血が多くて出産後処置をしなくてはいけなくなり,いきなり子供を渡されて「お父さん,初めての子ども?首のここを持って抱いて。あと心拍に変化が出たら音がなるから呼んで」と助産師に子どもを渡され,子どもがかわいいとか考える前に心拍を示す波形と睨めっこしていました。しかも時々アラームが鳴るんですよ。これどうすれば良いんだ?と思っていました(笑)。

 

妻の方も壮絶な出産で元気もなく,家族で喜び合う間もなく入院,退院,育児とはじまり,さらに母乳のトラブルなども重なり,怒涛のような日々が過ぎていき,「父になった」と思う暇すらもなかったように思います。

 

そんな感じでもうすぐ息子は3歳になります。妻に似てよくしゃべります。やっと「父になる」ということが分かってきたような気がします。「父になる」というのは自分だけのことを考えてはいられないということなんですね。自分だけの体ではなく,家族のことを考えれば病気にもなれないし,仕事もしなければなりません。そんなことは当然だと思えるのですが,実際になってみないとそれがどういうことを意味しているのかは分からないと思います。

 

息子に「お父さん,仕事頑張ってね」と言われれば頑張らざるを得ないではないですから(笑)。そうやって自分が自分という一人の人間ではなく「お父さん」という家族での役割を担っていく。もちろんそこには良い面ばかりではなく,時として重荷に感じることもあるのでしょうけど,プラスとマイナスの両面を考えればプラスの方が大きいと思います。

 

「もし結婚していなければ…」。そんなことを考えることがあります。あの生活を続けていたらきっと野垂れ死んでいたでしょう。それくらい生活も荒んでいました。その時の名残か,胆石など多くの痕跡が残っています…。

 

「父になる」というのは産まれた瞬間ではなく,子どもを育てていく過程において実感していくものです。これは家族も同様で,結婚はスタートですね。スタートとゴールを履き違えないようにしたいものです。

 

昨日,妻がフリーペーパーを持ってき,「このコラムが良いよ」と言っていたので長いですが紹介します。妻にとってはこれが「お母さんになる」ことなのかもしれません。書いたのは藤本裕子さんという方で「お母さん業界新聞」という中で書かれているコラムです。本にもなっているようなのでぜひご覧ください。

 

百万母力―『お母さん業界新聞』コラム集

百万母力―『お母さん業界新聞』コラム集

 

 

お母さんと呼ばれて

  不思議だが,お母さん,お母さんと呼ばれると,私の中に存在する,もう一人のお母さんがにょきっと顔を出す。あなたは,いったいどこの誰?

 心の奥深くひっそりと潜んでいるのあなたには,わが子の愛情で,どんどん成長していく。

 今,お母さんであることが辛い,苦しいという人も多い。子育てに自信がないだけでなく,人間として生きる自信さえ喪失している。

 子育てに自信がないのは,みな同じ。子育てに自信満々のお母さんなんて,嘘っぽくて気持ちが悪い。

 子育てとは,人を育てるという壮大な事業。そんな簡単に事が進むわけがない。苦難が多い人ほど,強くやさしくなれるから,子育てに悩んでいるお母さんは,素晴らしい母になるチャンス。

 悩みながら,苦しみながら,もがきながら,私たちは,だんだん大きなお母さんになっていく。

 それにしても,こんなにも未熟な私たちを,本気で愛してくれる子どもたち。どれほど偉大な存在か。

 虐待をする母でさえ,子どもは無条件に愛するのだ。子どもは,ただひたすらに,まっすぐお母さんに愛を注ぐ。そして,そのエネルギーが枯渇することはない。

(中略)

 ただ,そばにいるだけで,わが子は笑顔でいてくれる。そして,いつだって,あふれるほどの愛を注いでくれる。

 お母さん,お母さん…。

 ああ,また私の中のお母さんが顔を出している…。

藤本裕子

 

さいごに

妊婦検診に言ったら「前回の検診では逆子でしたね」と言われてびっくりしました。今回の検診ではすでに逆子ではなくなっていたのですが,もし逆子だったら帝王切開にするとのこと。先生が「出産はあくまでもスタートですから。自然分娩に拘ってスタートで躓くなんてよくない」と言われ,そうだなあと思いました。これから再び長い新生児育児がスタートしますが,すでに父になっている自分は前よりうまくできると思っています(笑)。大丈夫ですよね…。