いつか朝日が昇るまで

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「東京VS徳島」という第二の明治維新が始まるそうです

徳島県が共通コンセプトとして「VS東京」というのをぶち上げ,東京に宣戦布告,第二の明治維新かと騒がれております(私だけが騒いでいます…)。

 

 この徳島にある、ハモや鳴門金時をはじめとした「とくしまブランド」、「全国一の早さを誇る光ファイバー網」など、全国に誇るすばらしい資源。
これを、漠然と「おいしい」「スピードが早い」とPRしてもなかなか伝わりません。
 そこで、比較の対象を定義することで、「新しい価値観」を提示していこう!その比較対象は、日本最大の都市「東京」にしようと、このたび「vs東京」との「コンセプト」を策定いたしました。
 今後は、「東京」に取って代わる新しい価値観を、この「徳島」より提案していこうという、他に例を見ない、意欲的で斬新な「本コンセプト」に基づき、本県の魅力を国内外に、強力にアピールして参ります!

 徳島県「共通コンセプト【vs東京】」について | 徳島県

 

 

さらにこんな動画まで作って東京に対して攻勢をかけています。

 

「普通は、強いメッセージが生まれても、検討する間に角が取れていく。しかし、誰もキズつけないが、誰にも届かない言葉を重ねても仕方がない」と、コンセプト策定に参画したドローイングアンドマニュアル代表の菱川氏は言う。「VS東京と掲げることで、東京に住む人に振り向いてほしいという意図もある。敏感でクレバーな方々から、反応があるはずだ」。

「コンセプトはVS東京」――徳島県は、なぜ東京に「ケンカ」を売ったのか | AdverTimes(アドタイ)


徳島県共通コンセプト 「vs東京」 - YouTube

 

こうした動きに対して東京都民も素早く対応。徳島の動きをけん制しております。

「けんかを売っているのですか」。東京都の女性が県庁に電話してくることもあったが「都市と地方はそれぞれの魅力と課題がある。互いに刺激し合い、競いながら日本全体を良くしたい」と真意を丁寧に説明した。

「けんかを売っているのか」と都民から県庁に電話も 「打倒東京」徳島県が都会にない地方の魅力発信 - 産経WEST

 

しかし地元紙の徳島新聞は徳島の東京挑戦を後押ししており,メディア間でも戦いが繰り広げられています。

ほなけど、どないして東京を救うんだろ。大見え切ったんやけん、後には引けんじょ、徳島県。どないしますで、県民の皆さん。もう立ち上がるしかないかもな。

鳴潮 10月3日付 - 徳島新聞社

 

さてこうした争いに対してネット上でも賛否両論あるようで,ネット上でも第二の明治維新を巡る争いが勃発しております。

 「そこまで東京を目の敵にせんでもええ」「本当に東京に『ケンカを売る』なら支持。東京に住んどったこともある現徳島県民より」–。徳島県が9日、県のプロモーションや各事業の共通コンセプト「VS東京(ブイエス東京)」を発表し、PR動画を公開すると、ソーシャルメディア上では、県民から賛同やとまどい、さまざまな声があがった。

「コンセプトはVS東京」――徳島県は、なぜ東京に「ケンカ」を売ったのか | AdverTimes(アドタイ)

 

ツイッター上での反応は以下のサイトで見られます。

徳島県が東京都に宣戦布告!? 「VS東京」動画にざわつく地元 - ニュース - Jタウンネット 東京都

 

 こうしたセンセーショナルな宣戦布告をした徳島県ですが,キャッチコピーだけで終わり,もろくも東京に敗れ去るという予感もします。動画でアピールされているような地方の良さというのは住んでから感じるもので,そもそも仕事がなければ移住そのものがありえません。仕事がない状態で「いつまで東京で消耗しているの?」と煽られても対処の仕様がないというのが実情でしょう。

 

そのためもし「VS東京」というコンセプトで地方再生をやるならばまずは企業が来てくれるような労働環境の整備が必要です。徳島県と言えば神山町があるわけですから,その事例を有効に活用することが重要なはずです。実際に神山町に来た方が以下のように言っているのですから,これを参考にしない手はありません。

 

何が決め手だったのでしょうか。


隅田:1つはIT環境ですね。ここのIT環境は抜群です。当社は東京・恵比寿に本社がありますが、恵比寿よりも通信速度が速い。徳島県光ファイバーを整備したということですが、やり過ぎちゃったんでしょうね。軽トラしか走らないところに3車線の高速道路を造っちゃったみたいな。いろいろ調べましたが、ここは西日本で一番。映像関連の企業にすれば、天国のようなところですよ。

 あとはグリーンバレーの存在です。普通、企業誘致に力を入れている自治体は、視察に行くと「来てください、来てください」という感じですが、グリーンバレーは「来たらええんちゃうん」と大変ゆるいんですよ。ぼくは「オープン&シームレス」というポリシーを掲げているので、グリーンバレーの空気感が肌にあったというのもあります。

「雇用増」を実現した神山マジック (2ページ目):日経ビジネスオンライン

 

人が集まった結果,新しいものが生まれてくる。そうした流れて「東京を超えた価値観」が創出されていくのではないでしょうか。東京に勝つためにはまず東京都同じ土俵に乗らないとどうしようもない。その上で徳島の良さを知ってもらう。それこそが徳島が東京に勝つ方法でしょう。そこら辺を勘違いすると逆に東京につぶされますよ。まあ私は神奈川県民なので事態の推移を見守って,どちらの味方になるのか冷静に判断したいと思います。みなさんもくれぐれもどちらにつくかの判断を見誤らないように注意してください!!

 

 

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