いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

君はいつまで手をつないでくれる?

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「さあ,行こう!!」

 

いつも長男は私と保育園に行く。自転車に乗って行くので駐輪場まで手をつなぎ,保育園に着いてからも,保育園の駐輪場から保育園の入口まで手をつないでいく。

 

「今日はみんな外で遊んでいるかなあ?」

「○○先生はいる?」

 

それが長男の口癖だ。こんなことを言っているので,外遊びが大好きかと思えばそうでもなく,室内でも楽しいそうに遊んでいる。またある先生が大好きで,いつもその先生がいるのかどうか確認する。なぜその先生が好きかというとその先生がかわいいからだそうだ…。そんな息子を保育園に送り届けてふと思う。いつまで長男と手をつなぐことができるのかと…。

 

私の長男が産まれたのは3年前の夏だ。妻が妊娠糖尿病になったので病院の先生から「大きな赤ちゃんが産まれますよ。4000gかも」と言われていた。実際には約3500gだったが,それでも大きい子供だったし,初産と言うのもあって17時間ぐらい産まれるまでにかかってしまった。

 

産まれたときにとても印象に残っていたことがある。それはとても指が長く,その指で心拍を測るコードをしっかり握りしめて離さなかったことだ。もちろん意志を持ってコードを握っていたわけではないが,そのきれいな長い指とコードをしっかりと握る長男の姿が今でも鮮明に覚えている。「すごい力だねえ。なかなかコードはなさないね。」助産師さんも苦笑いだった。

 

産まれた時,そんな長男に自分の指も握らせてみた。ものすごい力。何か生命の力強さみたいなものを感じた。私は今まで新生児の世話をしたこともほとんど見たこともなかった。初めてふれたに等しい赤ちゃん。まさに未知との遭遇だった。

 

しかし退院してからは本当に大変だった。寝ない,泣く…。妻は何度もギブアップしそうになり,私も何度もくじけそうになった。私たちはそうやって日々の育児をこなしていたので,最近まで息子の手をしっかり見ている余裕がなかった。そして月日は流れて行った。

 

息子が保育園に通い出し,卒乳もし,三歳の誕生日を迎え,しゃべる内容もどんどん大人になってきた。最近では富士サファリパークのCMソングを叫んでいる(何で?)。そんな息子と手をつなぐ。産まれたときにつないだ手と同じ手。でもあのときよりも大きくなった手。「ああ,大きくなったなあ。」

 

人間成長は早い。0歳児の時はこんな大変なことがいつまで続くんだろうと,とても不安だった。周りは今だけだよと言うけど,いつまで辛いのか分からない状態というのは出口が見えないトンネルに迷い込んだのと同じで,とてもつらかった。

 

でも今思えばとても早い時間だった。同じ月日が経てば息子は6歳。なんと小学生になるのだ。小学生になったら一人で小学校に行くんだね。もうお父さんが送ることはないんだね。そんなことを思うとつい尋ねてしまう。

 

「君はいつまで手をつないでくれるの?」

 

息子からの返事はまだない。

 

 

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