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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

双方の同意で始まった結婚生活は片方の気持ち次第で破綻するという話

結婚・夫婦生活

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結婚関連のエントリーがいくつかありましたねえ。例えば以下のものとか賛否両論ありますね。


男性の多くが結婚生活に幸せを感じられないでいる - 誰かが言わねば

 

最近以下の本が流行っているのかな。日経新聞にも紹介されていた。

 

私はさっこ (id:plutan)さんの以下の記事で知っていたけど,読んではいない。

 


「離婚してもいいですか?」を読みました - 仕事は母ちゃん

 

結婚生活って双方の同意のもとで始まるわけですよね。でも月日が経つにつれて,そうした意識は薄れていって,双方の意識の乖離が産まれてしまう。以下の第一生命によるアンケート結果をみると男女間の差はかなりある。

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http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/news/news0610.pdf

 

こうした差は年月とともに生まれてきたというよりも,最初からあったとも言えるかもしれないが,それが年月を経ることで埋まってくるのか,果ては開いてくるのか,ここがまさに結婚生活が破たんするかどうかの分水嶺であろう。

 

いきなり離婚を切り出されたときは「えっ?なんで?」みたいな感じらしいが,あとで冷静になってみるとそういう気配はあったとなるらしい。実際に私の知り合いの離婚は旦那さんにとってはまさに突然であったが,奥さんはそれまで周到に準備して実行されたものだった。

 

まず旦那さんに内緒で有給を取る。そして家の自分の荷物を運び出し,さらに子供を連れだす。旦那さんが家に帰った時には荷物はおろか子供も奥さんもいない。「えっ?どういうこと?」奥さんに電話をするも電話には出ない。後から「子どもに会いたいなら離婚に同意してほしい」と連絡が来たのだ。そんなことってありうるの?と私も思ったわけだけれども,これが結構有効な手らしい。

 

そもそも離婚には双方の同意が必要だが,片方のみが離婚した場合,家庭裁判所での離婚調停を経てそれでもダメなら裁判となる。

 

裁判となった場合,離婚を認められるには以下の条件が必要だそうだ。

民法には5つの「離婚原因」が書かれている

芦田弁護士は「裁判で離婚が認められるためには、民法770条1項各号に定められた5つの離婚原因のうち、1つ以上を満たす必要があります」という。それぞれどんなものだろうか。

まずは(1)不貞行為(770条1項1号)。これは、「既婚者が、自由意思で、配偶者以外の者と性的関係を結んだ場合」だという。

次の(2)悪意の遺棄(770条1項2号)には、「正当な理由なく夫婦の同居義務、協力義務、扶助義務(752条)に違反する場合です。生活費を入れないようなケースが該当します」という。

続く(3)3年以上の生死不明(770条1項3号)と、(4)回復の見込みのない強度の精神病(770条1項4号)は比較的、文字通りに近い。

●数多くのケースが「その他婚姻を継続し難い重大な事由」にあてはまる

問題は、次の(5)その他婚姻を継続し難い重大な事由(770条1項5号)だ。あっさりとした記述だが、具体的にはどのような内容が当てはまるのだろうか。芦田弁護士に列挙してもらった。

「婚姻関係が破綻して回復の見込みがない場合、770条1項1号~4号に該当しなくても、婚姻を継続し難い重大な事由として離婚が認められます。

具体的には、暴行・虐待(DV)、性格の不一致、価値観の相違、宗教問題、性的不能、性交拒否、性的異常(性行為をしてくれないとか、異常な性癖がある等)、配偶者の親族との不和(嫁姑問題)、不貞に類する行為(不貞行為未満の異性との親密な交際等)、770条1項4号に該当しない精神障害、難病・重度の身体障害などのケースです」

さすがに、その他というだけあって、かなり多彩な内容が当てはまるようだ。

離婚したいが、相手が同意してくれない……裁判で離婚するための条件は?|弁護士ドットコムニュース

 

私の知り合いの旦那さんは特に浮気をしていたわけでもなく,離婚を申し立てた際に奥さんの側にとって決定打がなかったようだ。それで上記のような作戦に出たようである。実際に以下のような記述もあるし,その旦那さんも離婚を認め,子どもに会うことができるようになった(親権をどこまで争ったのかは分からないが,争っても勝てないとは言っていた)。

 

 離婚に向けて話し合い中だった妻が、ある日突然、子どもを連れて実家に帰ったとしよう。もしこのまま離婚裁判に突入すれば、わが子の顔を当分見られなくなると覚悟しておいたほうがいい。日本の離婚裁判では、子どもを連れ去った側に親権が認められやすいからだ。

 親権争い -離婚裁判で妻から子どもを取り戻せるか:PRESIDENT Online - プレジデント

 

自分ではうまくいっていると思っていた家庭も一方がそう思ってなければ,一瞬にしてその結婚生活は破綻してしまう。「離婚してもいいですか?」という本を紹介した日経新聞の記事に以下の部分があった。

 

■「きっといつか離婚できますように」


 家族4人で手をつないで星空を見上げる。一見、幸せを絵に描いたようなその瞬間、志保は一人心に誓う。

羽生:志保さんの今回の結末も、1つのあり方ですよね。家庭によりますし、正解はないんでしょうけど。

松田:「きっといつか離婚できますように」って笑顔で終わるラストですね。

羽生:これもゾワゾワしましたね。一番星を見て、家族で一緒に帰りながら、心の中で「いつか離婚できますように」、そうつぶやく…。

松田:渦中の方にとって、これも一つの希望の形なのかなと思っています。一山越えて、今は決断できない自分を認めながら、でもいつか、と決意を固める。迷ってばかりの状況から少し進んだ女性のたくましさ、しぶとさを描きたかった。

いつか離婚できますように…夫が知らない主婦の決心 :日本経済新聞

 

楽しいと思っているのは自分だけなんてことが本当にあるのかもしれない。「話さなくても分かるだろ」というのは勝手な思い込み。お互いが分かりあえるなんて前提で結婚生活を営むのがそもそも間違いなのだ。やっぱり日々お互いの気持ちを確かめていかないといけない。必要なのは会話だよ,会話。そう思って離婚について妻と話してみた。

 

妻「子どもがいても離婚する人多いよね」

私「そうだよね」

妻「でも相手のこと嫌になったら絶対一緒にいられないよね」

私「そうなの?」

妻「確かにお金のことは心配だけどそれは離婚してから考えれば良いから。そこに妥協はない。」

私「…」

 

とても逞しい私の奥さん。少なくとも星に願うなんてことはないようだ。ただひとつだけ言えることは,そんな喧嘩することや分かりあえないことを最終的には笑って許せるような関係を築きたいということ。それは妻と共有できているのかもしれない。

 

「私,これじゃただの病人じゃん」と妻がブログを読んで言っているので妻の良い点について書いてみる - いつか朝日が昇るまで