読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

こんなCMで人が来るの?CMと言えばみすず学苑

f:id:gerge0725:20150103212021j:plain

 

以下のエントリーを目にしました。最近増えてきた「お説教広告」ついての意見です。最近の女子向けの文庫フェアもこれに該当するんですね。

 

 いまとなっては顧客にとってメリットが目減りしてしまった商品やサービス。顧客に「これを買うとこんないいことがありますよ」と訴求することができなくなってきたら、道徳や教養や伝統という実態のない概念を持ち出したくなってしまい、ついついお説教じみてしまうのかもしれない。しかもかつては栄華を極め、殿様気分が抜けていなければなおのことであるが、顧客を不快な気持ちにしてしまったら元も子もない。

 


衰退しつつある産業がやりがちな「お説教広告」について - ココロ社

 

なるほど確かに「お説教広告」が多くなったのかもしれません。そんな中,以前から独自の広告を出しているみすず学苑をご存知でしょうか。CMについてかなり有名なんですけど,そのよく分からないCMについて以下のような説明をしていて,「お説教広告」にはない素晴らしい?効果を発揮しております。

 

Q. みすず学苑の広告やCMは、なぜ毎年、あんなに意味不明なのですか?

A. 
 まず、「意味不明」というのは、本当は間違ってます。なぜなら、みすず学苑の広告には、一貫したポリシーがあるからです。それは、「受験に関する、言葉遊びで一貫してること」です。終始一貫、ダジャレを通し、最後は、「怒濤の合格みすず学苑」を連呼して終わりです。このテレビCMを、見ないで電車内のステッカーや、新聞、駅貼りポスターを見るので、意味が解らないのです。ステッカーや新聞、ポスターは、テレビCMを平面的に並べたものです。ソフトバンクや、日清食品のポスターもそうなってるはずです。
 これが、終始一貫した、みすず学苑のCMのスタイルです。
 では、なぜダジャレかと言えば、1960年までは、同音異義や掛詞(かけことば)は、「駄」のつかない「シャレ」と呼ばれ、知性や教養ある人が使う、優れた言葉だったのです。ところが、1960年に誰かが「駄」をつけ、シャレを貶(おとし)める風潮が始まったのです。
 これは、志を持って捲土重来(けんどじゅうらい)する人を、「浪人」と呼んで貶(おとし)める風潮に似てます。学苑長は、これに憤るのです。だから、「浪人生よ、誇りを持って開き直れ。ダジャレよ、誇りを持って開き直れ」という、裏のメッセージがあるのです。それで、毎年開き直って、ダジャレのCMを貫くのです。
 

Q. あんなCMを見て、予備校としてのみすず学苑に、来る生徒がいるのですか?

A. そう思う人は、代ゼミ駿台河合塾などに行きます。学苑長の考えは、少数制予備校に来て伸びる生徒は、頭が良くて才能もあるが、自己管理がやや苦手で、友達付き合いが良く、人柄のいい素直な子です。そんな生徒は、みすず学苑に来れば、爆発的に伸びます。そして、そんな人物の方が、社会に出て活躍してるのです。
(中略) 
 また多くの場合、あのCMがいいと思う生徒は、既成概念の枠を越えられる生徒です。良くないと思う生徒は、既成概念の枠を越えられない生徒です。つまり、「予備校は、予備校らしくあるべきだ」と思う生徒です。そんな生徒は、そういう予備校に行けば良いのです。みすず学苑の指導や、合格率は、既成概念を越えたものばかりです。明るくて面白くて、いつも盛り上がっています。そして、一人一人が、夢中で2倍の勉強時間、3倍の学習量をこなすのです。
 そうでなければ、どんなレベルからでも成績を伸ばし、13年連続93.04%の合格率は達成できません。あのCMは、実は高い合格率を誇る、38年のみすず学苑のノウハウでもあるのです。だから、今まであのCMの秘密を、公にしなかったのです。これからも、みすず学苑のCMを愛して下さい。 

みすず学苑CMの謎を解く | 予備校ならみすず学苑

 

なんというポリシーでしょう。確かに大手予備校と同じことをやっていても集客などできるわけがありません。ましてや代ゼミですら経営が危うい時代。他と違ったことをやらなければと思うのは当然でしょう。

 

中小の予備校が大手に勝つためには授業だけではどうしようもありません。まず生徒に来てもらうこと。そうしなければどんなに授業を磨いても生徒は集まりません。だからこうしたCMを作っているのだと思います。私も中小の塾でバイトしているのでよく分かります。そもそも体験してくれる人,問い合わせする人が少ない。その時点でアウトです。

 

さて皆さん,みすず学苑のCM見たくなりましたよね。そうした皆さんのご希望に応えてなんとみすず学苑はCMギャラリーを作っています。最初はまだまともだったのですが,最新版になるともはや先生の名前すら出ませんw

f:id:gerge0725:20150103211906g:plain


みすず学苑CMギャラリー

 

こうした生き残り策は確かに重要ですし,CMでも同じようなやり方をしていれば他と差はつかないわけです。「お説教広告」も最初はインパクトがあったのかもしれませんが,それがどんどん増えてくれると単に「ウザい」ものに変わってしまうのでしょうね。大手はそれでも良いのかもしれませんが,中小企業はCM作成そのものが死活問題ですから,「ダメだったね」で済ませることはできません。そんな中でみすず学苑のやり方から学ぶべきこともありそうですね。

 

 

 

予備校なんてぶっ潰そうぜ。 (集英社ビジネス書)

予備校なんてぶっ潰そうぜ。 (集英社ビジネス書)

 
現役予備校教師がまとめた 「大学受験の悩み」解決読本

現役予備校教師がまとめた 「大学受験の悩み」解決読本