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いつか朝日が昇るまで

子育て、受験、日々考えたことなどを紹介するブログです。みなさんの気楽な子育て,中学受験を応援します。

私は振り向いてもらえる石になりたい

考え方

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「人を変えられるなんて嘘だ」「人を変えることなんてできない」と大学時代よく言われた。私は当時、某サークルの部長などをやっていたのだが、参加してくれる部員が少ないことを日々悩んでいた。色々と企画も考えたものの参加率は上がらなかった。参加していない本人たちは特に重大な決定をして参加していないわけではなく,何となく参加したくないという感じだったが,それでも私は悩み続けた。

 

参加していない人も「そんなに悩まなくても良いです」と言われたが,参加しない問題を参加しない人に押し付けるのはいけないのではないかと思っていたのである。そのサークルであるが、現在は無くなってしまったようだ。実に残念であり、今でも当時どうすれば良かったのかと悩むことがある。

 
さらに今の塾講師という仕事。これは授業をして勉強を教えるというだけでなく、本人をやる気にさせる必要もある。特に私が教えている中学受験は小学生がやることだから、どうしても親にやらされているという子も多い。そういう子に如何に前向きに勉強してもらうか。基本的にはその教科が面白いと感じてもらうことが重要であるが、皆がそれでやる気が出るわけではない。
 
ちなみに怒って勉強しても身にならないし,やる気は出ない。卒業生に怒られて勉強した?と聞いたが,そんなことはないと聞いた生徒全員が答えていた。強制力では成績が上がっても限界があるのは事実だ。そういえば久しぶりに会った高校の同級生の女の子が「高校時代,あれだけ体重管理されて厳しくいわれていて痩せなかったのに,今は簡単に痩せられる」と言っていた。そういう意味では以下の林修先生の言葉が正しいのだけれど,そんな風に割り切れない自分がいるわけです。
 
林「やる気を出させるとかって気はゼロなんですよ。よくやる気が出るようにしてくれとかやる気の出る言葉とかっていうけど、自分なりにこうですってことは言いますけど、やる気が出るかどうかは本人次第なんで」

林「本人が自分でやりたいと思うように、そういう思いが高まるように自分の範囲の仕事は一生懸命やります。それだけです」
 
だから私はいつも次のように心がけている,生徒が頑張ろうと思った時にその生徒の近くにいるようにするということ。これは物理的な距離というよりも心理的な距離だ。「頑張ってみようかな」と思った時に話をできる距離にいること。それを常に心がけているが実際にできているのか自信はない。
 
よく「あの人に出会って人生が変わった」なんて話があるが、それはまず自分が変わろうと思っていたからであり、その人そのものが何かをした訳ではない。でも変わるきっかけとして名前が出るということに意味がある。ふと「あの人がこんなこと言ってたな」と思い出してもらえること。それこそまさに理想である。
 
人を変えることはできない。でも変わろうとした時に思い出してもらえること、そしてその時に頼ってもらえる距離感を維持すること。それが大事だと思う。私はあちこちに転がっている石と同じかもしれない。でも困った時につまずく石。そして振り返ってもらうことができる石。そんな石に私はなりたい。
 

 

林修の仕事原論

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今やる人になる40の習慣

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